カーネーションあらすじ完全版

カーネーション

[第2週]

10/10放送

「女のクセに」と言う言葉が大嫌い。“なぜ女に生まれてきたんだろう”と落ち込む糸子（二宮星）に、夢と希望を与えたのが洋服の世界だった。すっかり洋裁作りに夢中になった糸子は、学校が終わるとまっすぐ自宅に帰り、服を作ることに熱中した。

そんなある日、父親のお使いで呉服の集金に行った帰り道で、糸子はパッチ屋の業務用ミシンを見かける。その速さと力強さに糸子は驚愕！かつて自分が乗りたかった“だんじり”とそのミシンを重ね合わせ、これこそ自分が操れる“だんじり”だと興奮するのだった。

将来の目標ができた糸子は、次の日からパッチ屋に通うようになる。毎日のようにパッチ屋に通う糸子。そんな糸子はパッチ屋の主人・桝谷（トミーズ雅）から「ミシンに触ってみるか」と声をかけられる。初めて触ったミシンに感動した糸子は、進学しないでパッチ屋で働きたいと思うようになった。

糸子の思いを知った父・善作（小林薫）は反対する。それでも糸子は何度もお願いする。

そんなある日、れる。善作が義理の父・清三郎（宝田明）に借金を申し込みに行くが断られる。清三郎は神戸で紡績会社を経営している社長。清三郎は「呉服の時代じゃない。店をたたんで工場で働け」と突っぱねたのだ。それからというもの善作の考えが変わって行く。そして善作は糸子にパッチ屋で働くことを許すのだった。大喜びする子に善作は「働きに行くと思わずに勉強をしに行くと思え」と、何度も言うのだった。

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