貧乏男子ボンビーメン第9話あらすじ完全版

貧乏男子ボンビーメン

[第9話]

03/11放送

オムオム（ユースケ・サンタマリア）からの最後の勝負は前の勝負と同じ「封筒貼り」だった。しかし、お金を使ってはいけない――要するにバイトは雇ってはいけないという条件付だった。勝てば借金はチャラ。負けたら「心よりお金が大事だった」と土下座しなければいけないというルール。この勝負を小山一美（小栗旬）は受ける。

無茶だと言う、引田修三（八嶋智人）と中原未海（山田優）。しかし、一美は、「もう一度みんなを信じたい」と言う。メールを出すが…やってきたのは、すみれ（仲里依紗）と砂川貴之（渋江譲二）、片桐（鈴之助）、白石（三浦春馬）、そして一美のバイト先の店長（鹿内孝）、さらには、引田と未海の知人がそれぞれ１名ずつだけだった。８人で、あきらめずに封筒貼りを続ける一美たち。そうして、朝が来た…。

オムオムがチャぎー（音尾琢真）とテルテルを連れてやってくる。しかし、すべて張り終えることができず、一美は負けを認め土下座しようとする…と、後ろから大勢の声が…。見ると一美の仲間たちが大勢来ていたのだ。大勢の仲間に囲まれたの一美は笑顔になる。

オムオムは「一美のことは苦手だから、一美も借金もいっぺんに忘れたい」という。そして「もう一美に会うことはない」と言って去って行った。一美の借金がなくなったと引田たちは大喜びして、みんなで「ビクトリー」をして喜び合う。

物々交換の仕事は、今ある注文で最後にすると決める。「店仕舞いのお知らせのメール」を送った一美は、レポートをやると言って図書館に出かけて行った。一美の借金がなくなれば、こうやって会うこともないという引田は、未海に「一美に伝えることはないのか」と聞く。

ある日、物々交換の仕事をしている一美のところに現れる未海。二つのおにぎりを出し「どちらか選べ」という。食べようとした一美に、後で食べるように言って未海は行ってしまう。コインランドリーに一人来た未海は引田を呼び、もう一個のおにぎりを渡す。すぐに食べるように言われた引田がおにぎりをたべると、中から「好き」と書かれた紙が出てくる。「やっぱり外れたか」と悲しそうな未海。そんな未海をみて引田は紙も一緒に飲み込んでしまうのだった。

一美は大学卒業のため、一生懸命に勉強と残った物々交換の仕事に精を出していた。彼も成長した「お金がない」と友達の誘いを断れるようになったのだ。売り上げはしっかりと貯金していた。

そんなある日、オムオムのマンションを一美が現れ、金の入った分厚い封筒を差し出す。「自分でした借金なのでちゃんと返しに来た」と言う一美。ついに自分の力で借金を完済した一美は、オムオムに礼を言う。「また遊びに来ていいか」と訪ねるが、オムオムは「金が介在しない関係は嫌い」と断る。オムオムの言葉を聞いて、なぜか一美は笑顔で出て行くのだった。

金を数えながら一美とのことを思い出すオムオム。そこに一美から電話…。なんと、「１１１万の借金なのに、１１２万渡したから、１万円の貸しだ」と一美は嬉しそうにいうのだ。

一方、未海は引田が自転車二人乗りの高校生に説教している姿を見て「かっこいいな」と感じる。

時間が流れ…。

引田と未海が結婚することとなり、一美が結婚式は結婚式にやってくる。引田を胴上げしようとしていると、白石が駆け込んできて「大学に合格した！」と報告。気づくと、胴上げされているのは引田ではなく白石になっていた。

一美は――社会人としてがんばっていた。

ある日、オムオムから一美に電話が入る。「早く１万円を返したい」というオムオム。一美は「仕事中で忙しいから受け取れない」と返事をして電話を切ろうとすると、「暇なのでもう少し話そう」とオムオムは言う。そんなオムオムとうれしそうに話をしながら歩く、一美だった…。

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