貧乏男子ボンビーメン第2話あらすじ完全版

貧乏男子ボンビーメン

[第2話]

01/22放送

最近、一美（小栗旬）は借金で悩んでいるためか、とてもコワイ夢を見る。自分を返せないため、母がオムオム（ユースケ・サンタマリア）に連れて行かれる、という夢だ。目を覚ましてドキドキする一美。ちょうど同じ頃、引田（八嶋智人）と未海（山田優）も借金の悩みに苦しめられていた…。

嫌な気分のまま街を歩いていた一美は、チャぎー（音尾琢真）とテルテル（上地雄輔）が鏡餅を捨てているのを見かける。鏡餅を捨てちゃダメだと、カビの生えた餅をふたりからもらい、それを家で「食べる」という一美。そんな一美に、未海と引田は驚いている。

借金に悩む３人は「同じ過ちは繰り返さない」と、借金しないことを約束した。
ところが、買い物依存症の未海は、ストレスのはけ口がなくなって、さらにストレスが溜まり、つい、ムオムに借り入れの電話をしてしまう。ところが、ちょうど、その時、オムオムのマンションに一美がいた。一美は未海からの電話を勝手に切ってしまう。

怒った未海は、一美のバイト先に押しかけ、「一美には、私の気持ちなんか分からない！」と怒りだす。そんな未海のことを、「他人のことなど放っておけ…」という引田…でも、一美は心配で仕方がない。

未海が帰った後、すみれ（仲里依紗）もファミレスを訪れ、「知り合いの子どもが、逆上がりが出来ずに悩んでいるので、教えてあげてほしい」と一美に頼んだ。軽く引き受けた一美は、近くの公園で子どもと逆上がりの練習を始める。

一生懸命逆上がりの練習をするふたりの姿を見ていた白石（三浦春馬）。一美がいない間、白石はその子のそばに行き、一緒に逆上がりの練習を続けた。白石のアドバイス「地球をぶん回すつもりでやってみな」で、子どもは、ついに逆上がりができるようになった。

「一美の役に立ちたい！」という白石の気持ちに感動した一美。「誰かを気にかけることは大切なことなんだ!!」と再確認した一美は思い立ったように未海もとへ行き、「一美は未海の借金を自分が止めると宣言し、いつでも電話してほしい」と未海に宣言する。

「借金の利息を決めたい」と呼び出された一美に、オムオムは「台車いっぱいのモヤシを売りさばけば利息をゼロにする。ただし、売れなかったときには、利息はオムオムの言い値で決める」という条件を飲んでしまう。
――３時間以内に一袋100円の高い価格でモヤシを売らなければいけない。意を決した一美は、モヤシを満載したリヤカーを引き、引田と一美と一緒に商店街に出かけた。

最初は誰も振り向かなかった一美のモヤシだが、モヤシを買うと愚痴を聞くという看板を出したところ、お客が一気に殺到する。笑顔でおばちゃんたちの愚痴を聞く一美、残るモヤシはあとわずか。

そんなとき、未海から携帯電話がかかる。一美がピンチのこの状況で、なんと、未海はティッシュ配りをしているときに目に留まったショーウィンドーに飾られたコートに心を奪われ、買い物依存症の症状に襲われていたのだ。コートを買いたい気持ちがどうにもならない未海は一美に「私を止めてよ！」と電話をかけてきたのだった。

しかし、もやしをまだ完売していない…。その場を離れるわけには行かない一美は悩む。その様子を見て、「あと少しなのに投げ出すのか!?」と一美を引き止める引田。

そんなとき、一美の様子をオムオムが見に来た。「あと少しじゃないか」とオムオムにほめられる一美だったが、一美は自分に言い聞かせるように大きな声で「母ちゃんに言われているのです。人に頼られたときは、こう言うようにって―― はい！喜んで!!」そういうと、一美は未海のもとに走り出すのだった…。
未海がコートの試着をしている店内に飛び込む一美。「コートがなくても未海は素敵だ!!」と叫ぶ。慌てた定員に一美はつまみ出され、未海もコートを買わないで店を出た。

「電話をもらえて嬉しかった」と未海に言うと、一美は再びモヤシを売るために商店街に戻った。大幅な時間ロスだったけど、一美はなんだか晴れ晴れとしていた…。

オムオムのもとに戻ると、一美はオムオムから「未海はあの後、コートを買ってしまった」と聞かされる。呆然とする一美に、「人は簡単に変わるものじゃないよ」と言われるのだった。

その後、一美は未海と出会う。「バカ女って、私のことを軽蔑していいわよ。私のこと大嫌いになっていいわ！」と一美に未海は言い捨てる。すると、一美は「力になれなくて…すみません。人を嫌いになるなんて…できない」といい、「次はきっと…」と言い残して彼女の前から去った。

一方、言い値で利息が決められる立場になったオムオムは、一美の利息を「トイチ」にすると言い出す。闇金融並みの高い金利に、手下のチャぎーとテルテルも驚くが、オムオムは「自分から金を借りたことで、一美がこれからどうなるのかを見てみたい」と言うのだった…

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01/29 第3話

01/22 第2話

01/15 第1話

ｷｬｽﾄ

小山一美 / 小栗旬(おぐりしゅん)
大学生。21歳。困っている友達がいると放っておけない情の厚い人物。
ただし、金銭感覚には問題が…。
付き合いや人助けのためには借金も辞さない、お人よしの楽天家。
重ねに重ねた借金の額は100万円！
金銭にはルーズだけどハンサムだから許しちゃう!?
東京でひとり暮らし中！

中原未海 / 山田優(やまだゆう)
スタイル抜群の美人。23歳。消費者金融でＯＬをしているというのに、借金の額は約120万円!!
それもそのはず、彼女は買い物依存症なのだ。
ギャンブル運がめちゃめちゃ強いから…こんな借金、なんとかなる!?
小山一美（小栗旬）に好意を持っているようである。

引田修三 / 八嶋智人(やしまのりと)
警察官。36歳。
真面目なんだけど…結婚願望がとても強くて結婚しようと、ホストクラブ経営・オムオム（ユースケ・サンタマリア）に多額の謝金をするが、相手は詐欺師で結婚出来ないうえに借金だけが残ってしまう。借金の総額は、なんと600万円!!　とにかく貧乏。

オムオム（本名：尾竹村賢三郎） / ユースケ・サンタマリア(ゆーすけさんたまりあ)
伝説のホストで超・お金持ち♪　趣味は「金を貸すこと」という、お金儲けの天才。
借金の件で、ちょっとおバカな人情家・小山一美（小栗旬）と対立することに…。
ホストのチャぎー（音尾琢真）＆テルテル(上地雄輔）を手下にしたがえている。
夜の世界では有名人。

白石涼 / 三浦春馬(みうらはるま)
一美のバイト先の後輩で、向かいに引越してくる。親が経営に失敗し、1000万円の借金を残したまま失踪。その返済のため高校を中退し、バイトに明け暮れるフリーター。いつかまた両親と一緒に暮らすことを夢見ている。真面目で非常に腰が低い。

テルテル / 上地雄輔(かみじゆうすけ)

新城すみれ / 仲里依紗(なかりいさ)