「レコード大賞」最高責任者がバーニングの周防郁雄社長を"告発"! 買収の裏側明かす!
毎年年末に発表される『日本レコード大賞』の最高責任者を去年まで務めていた叶弦大氏が、『週刊文春』でバーニングプロダクション・周防郁雄社長の悪態を実名告発した。

今でも記憶に新しい、三代目J Soul Brothersの"レコ大買収"騒動。所属事務所のLDHがバーニングプロダクションに対して一億円を支払い、大賞に選んでもらうという行為が暴かれた。
同誌には、一億円とハッキリ記載された請求書の写真が掲載され、絶大な影響力を持つ周防郁雄が、審査委員を務める人物達に圧力を掛けたとされる。

叶弦大は、『週刊文春』のインタビューにて、「私は『1億円問題』を、文春を読んで初めて知り、大きな衝撃と恥辱を感じました。それだけにあの問題が発覚してもなおレコード大賞の私物化を続ける周防氏に対し、憤慨を抑えきれないのです。私がレコ大の常任実行委員だった2003年頃、周防さんが言った言葉が忘れられません。『叶さん、この業界はちょっと悪いくらいじゃないといけない』。そして『レコード大賞は、新聞社13人の過半数、つまり7人の記者を押さえておけば、自分の獲らせたい歌手に決めることができるんだよ』と言い、ニヤリとしたんです」と暴露。

『日本レコード大賞』の審査委員は、テレビ局・一般紙・スポーツ紙等の代表で構成される。計13人なので、7人以上を自分の支配下に押さえれば、自分が大賞を獲らせたいアーティストを選出することが可能。
バーニング傘下には数多くの人気芸能人が所属しているため、テレビ局や各メディア媒体は従う他ないのである。

昨今はレコ大の権威が落ちて、もはやアーティスト側も名誉に感じる賞ではなくなったが、その原因は周防郁雄の暴君ぶりにあったようである。
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