｢SMAP×SMAP｣最終回視聴率は大台突破! 粋な演出が随所に!

国民的アイドルグループ･SMAPの冠番組､フジテレビ系『SMAP×SMAP』が12月26日をもって最終回を迎えた｡およそ5時間にわたり､SMAPの歴史､番組の歴史を振り返りながら､最後は彼らの代表曲『世界に一つだけの花』を5人で歌唱｡残念ながら生放送部分は無く､お別れのメッセージを聞くことは出来なかったが､多くのファンが感動したに違いない｡

ビデオリサーチ社の調べによると､同番組の視聴率は､午後6時半から同7時までが14.1%､同7時から同10時までが17.4%､午後10時～同11時18分放送分が23.1%｡瞬間最高視聴率は､『世界に一つだけの花』の歌唱を終えてカーテンが下がり､スタッフが拍手を贈っている場面で､27.4%だった｡

番組内では､ソフトバンク社が､『オリジナルスマイル』をBGMに､過去にSMAPが出演した同社CMを繋ぎ合わせたバージョンを､約1分間にわたり流した｡劇中には､｢あんなことや」｢こんなこと」｢いろいろしていただきました」｢今まで」｢本当に」｢ありがとう｣と順番に言葉が表示され､最後に白戸家のお父さんが｢さよならじゃ､ないよな｣とメッセージを残した｡

また､『世界に一つだけの花』歌唱パートにおいても､中居正広が通常の振り付けではなく､｢もともと特別なOnly One～｣の歌詞部分で､指を1本ずつ畳み､計5本､つまりメンバー5人を1人ずつカウントするかのような見せ場を作った｡歌い終わった後は､その閉じた指を開き､カメラに向かってバイバイと手を振るような仕草も｡

中居正広にしても､番組スタッフも､一緒に仕事をしてきた関係者も､SMAPが再び結集する日を皆が待っているようにしか思えない｡国民的アイドルグループが､こんな消化不良な形で最期を迎えてはならない｡5人が揃う姿を､ファンはずっと待ち続けるであろう｡

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