中居正広に木梨憲武･･･ヒロミの芸能界復帰を支えた超大物芸能人たち!

1980年代後半､お笑いトリオ･B21スペシャルとしてデビューを飾り､一気に芸能界のスターダムへと駆け上がったヒロミ｡1990年代は最も多忙なお笑い芸人の一人としてバラエティー界に無くてはならない存在だった｡
しかし､1998年頃からB21スペシャルが活動休止状態となり､2004年頃からヒロミもテレビ業界から離れ､実業家へと転身｡ジム経営を成功させたのは多くの人が知るところ｡20代の頃からバラエティー界のトップ戦線で活躍し､自身もタイミングを見計らって辞めようと考えていたが､周囲の後押しにより本格復帰を果たしたのだと日本テレビ系『1周回って知らない話』で語った｡

｢40歳ぐらいのときに､"ヒロミのキャラは強いから､もうちょっとソフトに叩いたりとか､ちょっと大人になれない?"ってよく言われて｡俺は自分の中で"俺はこのままでいきたい"っていう､すれ違いみたいなのがあって｡必要とされなくなったら､素直にやめようっていうのは若いときから決めてた｣

ヒロミがジム経営に勤しんでいた時期によく一緒に飲んでいた勝俣州和は､｢ヒロミさんとしゃべると全然､面白さが落ちていないんで｡戻ってきてくださいよ､絶対､出たほうがいいと思いますよ｣と何度も復帰を促していたという｡

また､テレビ界から離れて8年が経った頃､フジテレビ系『さんまのまんま』にゲスト出演した回をたまたま中居正広が観ており､電話で｢ヒロミさん､今見てますよ｡こんなに面白いんだから､早く戻ってきてくださいよ!｣と同じく復帰を提案｡

だが彼はそれを拒否し､いよいよ正式に引退を発表しようと考えていたという｡そこで一声掛けたのが､長年の親友である木梨憲武｡｢そういうことはわざわざ言わなくていいんだよ｡お前なんて好き勝手に生きてるんだから､また好き勝手に生きてりゃいいじゃん｣と言われ踏み止まり､その数年後には再びバラエティー番組で再ブレイクを果たしたのである｡

ヒロミは､かつての傍若無人なキャラがあってこそ､魅力が引き立つ人物｡年を取っても若き頃の勢いそのままに暴れてもらいたい｡

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