秋野暢子､情緒不安定になった熟年離婚の理由を告白! 愛娘･夏子と元夫の今の関係は!?

10代で女優デビューを飾り､吉永小百合の再来とまで評価された女優･秋野暢子｡
プライベートでは1983年､26歳の若さで現･TBSビジョン社長の田代冬彦と結婚し､公私共に順風満帆かと思われたが､結婚19年目に離婚｡一体､熟年離婚の原因は何だったのだろうか｡7月23日放送の『解決!ナイナイアンサー』で涙ながらに語っている｡

この日の放送は､｢冷えきった夫婦は離婚すべきか?｣をテーマに､離婚経験者のゲストが自分の体験を元にアンサーを出すもの｡

秋野暢子はまず､"19年目の離婚のワケ"について､｢実は､結婚して1年目に､お互い相手を間違ったって気が付いた｣と話し始めた｡それでも､周囲に祝ってもらいながらせっかく夫婦になったから努力しようと決めたという｡
そこで2人は､夫婦としての目標を設定｡
その1つ目は子作りだった｡夫婦は､何度も流産を重ねながらも子作りに励み､結婚11年目の1993年に長女･夏子ちゃんが誕生｡
すると次は､子育てを夫婦の目標にしたそう｡ところが､目標を作って生活しても､結婚1年目に抱いた｢相手を間違った｣という気持ちは一向に改善されなかったのだとか｡

この間､いろいろ考える内に情緒不安定になってしまったという秋野暢子｡彼女はついに､｢お母さんが笑ってない家は､やっぱり子どもにも良くないな｣と離婚を決意したという｡
それからわずか1ヶ月で離婚の運びへ｡しかし1つだけ彼女が心配だったのが､娘の存在｡当事8歳の娘は､両親の離婚に耐えられるのだろうか｡

秋野暢子は娘に､｢パパとママは一緒に暮らすこと出来なくなっちゃったけど､すぐ近くにパパはお家借りるから｡いつでも行っていい｡パパはずっとパパだから｣と伝えたそう｡また､娘の学校生活を心配した彼女は､｢学校行ってもし何かイジワルなことされたり､何かされたらすぐ電話かけてきなさい｡ママ電話の側で待ってるから｣と勇気付けたとのこと｡
しかし幸いにも､娘はイジメに遭うことはなく､それどころか同じような境遇の友達と仲良くなって帰宅｡娘は友達と､｢親がしっかりしないと子どもは大変だね｣と話していたらしく､大人な考えの娘に秋野暢子は誇らしげだった｡

離婚から約1年後には元夫が再婚｡2人の子どもも生まれたが､これを誰よりも喜んだのは娘だったそう｡再婚相手も良い女性で､娘を自分の子どものように迎えてくれたという｡

このように､離婚しても良い関係を築いているという秋野暢子｡元夫の還暦のお祝いでは娘が､｢友達はパパのパンツが嫌で､一緒に洗濯しないでって言いますけど､私はパパのパンツが履けます｣と宣言｡｢女の子がお父さんのこと大好きで育って欲しい｣と願っていた秋野暢子は､娘のこの宣言にひどく感動したという｡

この経験から彼女は､｢子どもに父親がいた方が良いと無理に結婚生活を続けるよりも､離婚してから新しい形の､子どもを挟んでの関係がきっと努力すれば出来ると思う｡彼も努力したし､私も努力したし､彼の奥さんも努力したし､みんな努力した｡娘もきっと寂しかったと思う｡でも彼女も頑張ってくれて､今すごい感じ(良い関係)でいるから､もし(離婚を)考えているんだったら､違う形を作れるかもしれない｣と関係が冷えきった夫婦にアンサーを送った｡

大粒の涙を流しながらのアンサーは､多くの視聴者の共感を呼んだのではないだろうか｡

◆関連ニュース