大家族･和田家､母親のギリギリ状態での出産劇を救った長女の活躍!

千葉県市川市に暮らす4男1女の大家族･和田サン家｡父親の一絵さんも母親の未貴さんも7人兄弟という大人数で育ったため､大家族の良さを分かっている｡

和田家は2012年､大きな出来事が控えていた｡8人目の家族が新たに誕生する｡妊娠から出産までの模様が､7月29日放送の日本テレビ系『リアル×ワールド』で紹介された｡
母親の妊娠が発覚すると､唯一の女の子･長女の杏優ちゃんは妹を切望｡普段弟とばかり遊んでいるため､性格も男勝りになっていた｡

年明けの頃､お腹に宿った新生児の性別が判明｡一家待望の女の子だった｡子供達は勿論､父親が一番喜んだ｡性別が女の子だということ以外にも､父親は母親の苦労を知っている｡母親の両親は離婚しており､その後別の男性と再婚｡未貴さんは新しい家庭に馴染めず辛い思いを経験してきた｡だからこそ､自分が授かった子供達は大切に育てあげるべく､長女が生まれた時から毎日欠かさず育児ノートを書いているという｡

長男の杏柊くんが小学校へ進学し入学式を終えて数日後､一家を危機が襲う｡家族全員がインフルエンザを発症してしまった｡しかも母親はお腹に大きな赤ん坊がいるため､薬を服用できず自然回復を待つしかないと医師から告げられた｡
過労と高熱が重なり母親は入院｡普段家事をしない父親の一絵さんが一家6人分の家事を担うことになり悪戦苦闘｡そんな時､頼りになったのが､長女の杏優ちゃん｡両親も気付かぬ内に立派な成長を遂げており､両親が大変な状況を悟って洗濯物や弟たちの面倒を率先して見るようになっていたのだ｡

母親の入院から一週間が経過､ようやく体調も回復｡そして､2695gの女の子を無事出産するに至った｡彼女の名前は杏望(あみ)ちゃんと名付けられた｡
病院にいた為その姿を見ることは出来なかったが､出産における裏の立役者は長女だといえるかもしれない｡唯一の小学生である長女が家庭を支えたからこそ､母親が退院するまでの間家族生活が成り立っていた｡

一家に二人目の女の子がやってきて､またここから新たな生活が始まる｡両親の負担はさらに重くなるものの､子供達の成長する姿が辛い気持ちを吹き飛ばしてくれるに違いない｡

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