加藤浩次が元相方・山本圭一の犯罪から涙の謝罪に至るまでの経緯を激白!
コンビとして活動していた1990年代から第1子が生まれる2002年頃までは、"狂犬"と呼ばれ共演者やゲストに恐れ知らずに噛み付いていたが、その後路線変更し現在では日本テレビ系『スッキリ!』にレギュラー出演するなどすっかりキャスター業も板についてきた、お笑い芸人・加藤浩次。加藤浩次といえば、相方・山本圭一が2006年、当時所属していた社会人野球チーム・茨城ゴールデンゴールズの遠征試合で訪れた北海道函館市で、未成年の少女に淫らな行為(レイプ)を犯したとして書類送検され、一連の報道がなされた翌朝の『スッキリ!』のオープニングで涙をボロボロ流しながら謝罪の言葉を述べたシーンが記憶に残っている人も多いだろう。
山本圭一は吉本興業から契約解除され、コンビ・極楽とんぼは解散せざるを得ない状況となり、加藤浩次はピンでの活動を余儀無くされた。
あれから早3年9ヶ月が経過しようかという4月2日、加藤浩次が出演するTBSラジオ『加藤浩次の吠え魂』で、当時の心境が初めて本人の口から語られた。
この日『加藤浩次の吠え魂』は最終回で、リスナーからの質問を募集していたところ、「『スッキリ!』で自分が号泣したシーンを観ましたか?」との質問が寄せられた。
当の加藤浩次も驚きを隠せなかったが、腹をくくり生放送での謝罪に至るまでの一連の流れを説明した。
それによると、事件発覚後、加藤浩次は吉本興業に呼び出され、翌朝まで会社側と激論を繰り広げたという。
吉本興業からは、「これは言っていい、あれは駄目」などの制約を設けられたが、頭がパニック状態となった加藤浩次は「もう俺の好きにいわせてくれ。全部謝罪するから」と訴え、一旦自宅に帰宅後『スッキリ!』の収録に臨んだそうだ。
最後には、「何やっているんだ山本と、怒りがこみ上げてきた。悲しくて泣いたんじゃない。あれは悔し涙だった。」と本音を漏らし、『加藤浩次の吠え魂』は10年間の歴史に幕を下ろした。
思えば、番組開始時、タイトルは『極楽とんぼの吠え魂』だった。加藤浩次はたった一人で番組の終了を迎えたのである。
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