西野亮廣の｢プペル｣､歌舞伎の次はバレエ･･･チケット売れないのにゴリ押し!

お笑い芸人･キングコングの西野亮廣が手掛けた絵本『えんとつ町のプペル』がバレエ版で実写化されることが発表された｡

絵本作品として大ヒットを飛ばし､映画版､市川海老蔵主演の歌舞伎版が制作され､今度はバレエだ｡稼げる限りとことん稼ぐという西野亮廣の意気込みが感じられるが､バレエ作品がヒットするかはいささか疑問だ｡

市川海老蔵が直々にオファーして生まれた新作歌舞伎『プペル～天明の護美人間～』は､東京･新橋演舞場で公演された｡自ら主演を立候補しただけあって､相当な気合いで稽古に励み本番を迎えるも､チケットの売れ残りが目立った｡
特に舞台に近い高額席で､空席が多かった｡なにしろチケットの値段はSS席で3万円｡歌舞伎座の公演でも1万5千円程度なので､本家の歌舞伎公演より2倍近く高い設定｡そのため､売れ残り分を捌くために､値下げを実施するなど対応に追われた｡

『えんとつ町のプペル』人気は､西野亮廣の熱狂的ファンが支えている｡彼らが映画チケットを知り合い等に売って集客数を増やしたり､自ら何度も映画館に足を運んで鑑賞し売上に貢献｡
しかし歌舞伎やバレエとなると､チケット代も膨らみ､そういった芸当が難しくなる｡もうブームのピークはとうに過ぎているだけに､バレエ公演にどれだけ観客が集まるか､甚だ疑問である｡

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