｢スーパーJチャンネル｣でヤラセ! 報道番組として失格の悪質手口!

テレビ朝日系『スーパーJチャンネル』で､ヤラセが行われたことが分かった｡

同局が説明したところによると､3月15日放送分の"業務用スーパーの意外な利用法"特集にて､一般客5人にインタビューをする映像を流した｡しかし実際は､担当ディレクターが用意した仕込みで､彼が講師を務める俳優養成学校の生徒が少なくとも3人混ざっていた｡取材が思うように上手くいかず､いわば身内のセミプロを起用した｡

このディレクターは､テレビ朝日の局員ではなく､子会社｢テレビ朝日映像｣に派遣会社から派遣された人物｡つまり､立場は弱いので企画の評判が悪いと､コーナーを打ち切られてしまう恐れがあった｡そのため､VTRを面白くすべく､仕込みの一般人を用意して､自分が思う通りの内容に歪曲したのだ｡

とはいえ､夕方のワイドショーなので､バラエティーのようにはいかない｡ヤラセは視聴者からの信頼を失い､他の報道内容への懐疑心､出演者への不信感など､最悪の場合打ち切りに繋がる｡
このディレクターがどこまで反省しているかは不明だが､『スーパーJチャンネル』に限らず､局全体でもう一度ヤラセについてしっかり調査した方がいいだろう｡

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