のりピーの家族愛は本物か?高相被告に送られた手紙に対する2つの対立する言い分とは
(10/22)
先日のニュースで高相被告の呆れた裁判での詳細を取り上げ､酒井被告から手高相宛に手紙が送られていたことをお伝えしたが､その続報だ｡
高相被告は初公判の被告人質問で､酒井法子被告から｢家族3人でまた暮らしたい｣｢大変申し訳ないことをした｣などと書かれた手紙が高相被告の母親の元に届けられていたことを明らかにした｡
まだまだ終わりが見えない本事件だが､高相被告は､逮捕さえる前のように酒井被告と､長男と再び一緒に暮らす日は来るのだろうか｡
また､警視庁のこれまでの捜査で､夫婦生活が薬物にまみれるきっかけとなった出来事が次々と判明する中､酒井被告がここまで夫婦生活にこだわりをみせる理由はなんなのか｡
その理由について､彼女の生い立ちを知るジャーナリストが次のように分析している｡
｢指定暴力団の組長だった父のもとに生まれ､その父を事故で失い､生みの母親とも別れた彼女にとって､家族はかけがえのないもの｡特に溺愛する息子には､どんなにダメな親でも両親そろった家庭で育ってほしいという思いがあるようだ｣
しかし､その一方で､ヒガノクリニック院長の精神科医､日向野春総氏はこう憂慮している｡
｢夫婦生活を続けながらの更生は難しい｡覚せい剤の常用者は傷をなめあったり､すぐに他人のせいや世間のせいにしてしまう｡クスリとの縁を絶つには離婚すべきだ｣
前者のコメントとは対照的に厳しい発言内容となっている｡
どちらの言い分もおそらく間違ってはおらず､どちらが正解ということもないのだろう｡
ただ､一つ言えることは､新政権誕生という全国民が注目する出来事よりもはるかに大きく取り上げられ国民の関心を集めた本事件は､決して人々の記憶から消えることは無く､どれだけ謝っても許されることではない｡
少なくとも高相被告の裁判の様子を見る限り､とても国民からの許しを得られそうにもない｡
まずは態度で示せということになるのだろうか｡
まとめとして､本事件の経緯を併せて掲載した｡酒井が望むゴールまでの道のりはまだまだ遠い｡(松野)
【事件の経過】
2009年8月3日 警視庁が覚せい剤所持の疑いで高相祐一被告を現行犯逮捕｡妻酒井法子被告の自宅マンションで覚せい剤を発見
同4日 酒井被告と長男が失跡したとして､義母が警視庁に捜索願を提出
同6日 警視庁が長男発見
同7日 覚せい剤所持の疑いで酒井被告に逮捕状
同8日 酒井被告出頭､警視庁が逮捕
同21日 東京地検が覚せい剤使用と所持の罪で高相被告を起訴
同23日 別荘での覚せい剤所持の疑いで高相被告を再逮捕
同28日 東京地検が覚せい剤所持の罪で酒井被告を起訴
9月11日 東京地検が鹿児島県・奄美大島での覚せい剤使用の罪で酒井被告を､別荘での覚せい剤所持の罪で高相被告をそれぞれ追起訴
同16日 高相被告保釈
同17日 酒井被告保釈｡記者会見で謝罪
10月21日 高相被告が東京地裁で初公判
同26日 酒井被告が東京地裁で初公判
高相被告は初公判の被告人質問で､酒井法子被告から｢家族3人でまた暮らしたい｣｢大変申し訳ないことをした｣などと書かれた手紙が高相被告の母親の元に届けられていたことを明らかにした｡
まだまだ終わりが見えない本事件だが､高相被告は､逮捕さえる前のように酒井被告と､長男と再び一緒に暮らす日は来るのだろうか｡
また､警視庁のこれまでの捜査で､夫婦生活が薬物にまみれるきっかけとなった出来事が次々と判明する中､酒井被告がここまで夫婦生活にこだわりをみせる理由はなんなのか｡
その理由について､彼女の生い立ちを知るジャーナリストが次のように分析している｡
｢指定暴力団の組長だった父のもとに生まれ､その父を事故で失い､生みの母親とも別れた彼女にとって､家族はかけがえのないもの｡特に溺愛する息子には､どんなにダメな親でも両親そろった家庭で育ってほしいという思いがあるようだ｣
しかし､その一方で､ヒガノクリニック院長の精神科医､日向野春総氏はこう憂慮している｡
｢夫婦生活を続けながらの更生は難しい｡覚せい剤の常用者は傷をなめあったり､すぐに他人のせいや世間のせいにしてしまう｡クスリとの縁を絶つには離婚すべきだ｣
前者のコメントとは対照的に厳しい発言内容となっている｡
どちらの言い分もおそらく間違ってはおらず､どちらが正解ということもないのだろう｡
ただ､一つ言えることは､新政権誕生という全国民が注目する出来事よりもはるかに大きく取り上げられ国民の関心を集めた本事件は､決して人々の記憶から消えることは無く､どれだけ謝っても許されることではない｡
少なくとも高相被告の裁判の様子を見る限り､とても国民からの許しを得られそうにもない｡
まずは態度で示せということになるのだろうか｡
まとめとして､本事件の経緯を併せて掲載した｡酒井が望むゴールまでの道のりはまだまだ遠い｡(松野)
【事件の経過】
2009年8月3日 警視庁が覚せい剤所持の疑いで高相祐一被告を現行犯逮捕｡妻酒井法子被告の自宅マンションで覚せい剤を発見
同4日 酒井被告と長男が失跡したとして､義母が警視庁に捜索願を提出
同6日 警視庁が長男発見
同7日 覚せい剤所持の疑いで酒井被告に逮捕状
同8日 酒井被告出頭､警視庁が逮捕
同21日 東京地検が覚せい剤使用と所持の罪で高相被告を起訴
同23日 別荘での覚せい剤所持の疑いで高相被告を再逮捕
同28日 東京地検が覚せい剤所持の罪で酒井被告を起訴
9月11日 東京地検が鹿児島県・奄美大島での覚せい剤使用の罪で酒井被告を､別荘での覚せい剤所持の罪で高相被告をそれぞれ追起訴
同16日 高相被告保釈
同17日 酒井被告保釈｡記者会見で謝罪
10月21日 高相被告が東京地裁で初公判
同26日 酒井被告が東京地裁で初公判
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