吉本大コケ!?史上最大フェス売り上げたった２枚の大惨事!!

(04/20)

吉本芸人が１００組も出演するという史上最大の超豪華フェスティバル「LIVESTAND07」
昨今のお笑いブームに便乗した前代未聞のこの企画にメディアからの注目も集め､たいそう話題になっているかと思いきや､
これまたびっくり。

なんと開催２週間前だというのに､チケットが全く売れていないという。

「一般発売に先駆けて､いくつかのプレイガイドで先行発売を行ったのですが､なんとチケットぴあの初日の売り上げがたったの2枚だったというデータが出て､関係者は青ざめていました」（吉本興業関係者）

会場は幕張メッセ､それがたったの２枚！頼んでもいないのに貸切状態である。
関係者はチケットを売るため四苦八苦､急遽オリエンタルラジオやタカアンドトシ・麒麟など
若手人気芸人をこぞって集め､一緒に記念撮影ができるというアイドルツアー並のレトロ企画を盛り込む必死さ。

しかし､その努力も虚しく､岡山発､広島発､札幌発､福岡発のバスツアーは全て最小催行人に達しなかったため､全て中止。ホームタウンである大阪ですら半分のツアーを中止にした。

吉本の某芸人はこの異常事態の原因として､大阪と東京の文化の違いをあげている。
「ダメな原因は…いろいろありすぎて一言では言えませんけど（苦笑）､せめて関西圏でやっていれば､もう少しマシだったでしょうね。『ヨシモト∞』（CS・ヨシモトファンダンゴ）を例にとっても､渋谷会場は無料なのに一部芸人以外はガラガラ。だけど大阪会場は常に満員状態。
大阪と違い､東京ではまだ劇場にお笑いを観に行く…という文化が大阪ほど根づいていない。第二弾で発表された若手芸人たちは“交通費・弁当が出れば御の字かな”と開催前から溜息交じりです」
とコメントしている。
しかし幕張メッセ級の広い会場､８０００円で漫才を見る行為というのもシュール過ぎるのではないだろうか。
これが関西で企画されていたら満員になった・・・というのか。

ライブといえども､歌とお笑いではやはり違うように思う。聞いて楽しむというより見て楽しむ要素が強いお笑い､最後列の人が始終ノリノリでいられるのかは､果たして謎である。

イベントの企画は野外ロックフェス「ROCK IN JAPAN」などの開催でも有名なロッキング・オンに吉本が依頼。
しかも､このイベントの大トリを飾るのは､現在お家騒動で渦中にいる中田カウス・ボタンだという。

お笑いロッキング・オンの伝説は果たして誕生するのか！！
はたまた､いつぞやのｔＡＴｕ（タトゥー）の東京ドームライブの閑散さを彷彿とさせる状況になるのか！

それだけが気になって見に行きたいという人もいるかもしれない。（鈴木）