嵐・相葉雅紀が主演する舞台「グリーンフィンガーズ」で、観客の心に一輪の花が咲く！？

(02/28)

人気グループ「嵐」の相葉雅紀（あいばまさき=26）が出演している舞台「グリーンフィンガーズ」にが好評だ。

この舞台は､花を育てることで絶望の底から生きがいを見いだす､囚人の天才庭師役に相葉が挑むというもの。

物語のモチーフであるガーデニングは未知の世界だった相葉だが､幼少からペットに親しみ「（『命』に対して）身についている気持ちをフルに生かせる」と新たなチャレンジに意気込んでいる。

ガーデニングの経験を聞くと「おばあちゃんが大好き。僕も始めようと思って。トマトとか食べ物じゃないと､育てる喜びが出てこなそう」となんにでもチャレンジしていく相葉らしいコメント。

物語としては､実話を基にした英国の同名映画が原案。

相葉が挑む役は､弟を殺し希望を失うものの､囚人仲間と刑務所内の庭に花を咲かせ､前向きに歩き出す男だ。

複雑な役どころだが､主人公が植物に救われたように､相葉は動物から多くを感じてきたジャニーズきっての独特の感性の持ち主。

中華料理店を営む両親が多忙で「昔から話し相手は弟かペット。仕事やプライベートで行き詰まれば､ペットに語りかけてた」と本人が回顧するように､多くの動物たちに囲まれて育ってきた。

実家で飼う犬のヨークシャテリア2匹に祖母宅の陸亀やオウム､リスなどにも囲まれて育ち､今は亡き､愛犬グレート・ピレニーズの姿も思い浮かぶ。

今回で3作目の主演舞台となる相葉だが､デビュー前を除くと､青山劇場のステージに立つのは初めて。

少年隊らの公演を見守ったあこがれの劇場で「（実際に庭園を）作ります。花を咲かせます」と意気込んでいたが､その意気込みは確実に観客に伝わっているよう。

もうすぐデビュー10周年。

今､最も旬な男の活躍を舞台で見届けよう！

公演は東京・青山劇場で3月10日まで､大阪・梅田芸術劇場で3月20日から23日まで。（古田鉄寿）