あなたの顔がトム・クルーズの顔になる！？　映画『ワルキューレ』のキャンペーンに注目だ！！

(02/17)

トム・クルーズ（46）主演の最新作､映画『ワルキューレ』の公開（3月20日）が近づいてきている。

『ワルキューレ』は､第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材にした戦争サスペンス。

ヒトラーの独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者､そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が､戦争の混乱の中で繰り広げる駆け引きを描いた意欲作だ。

監督は『ユージュアル・サスペクツ』『スーパーマンリターンズ』などのヒットを飛ばすブライアン・シンガー。

ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプなどの演技派キャストが脇を固め､最後まで緊迫感のあるドラマとなっている。

ストーリーはこうだ。

第二次世界大戦下のドイツで､戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐（トム・クルーズ）は､祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。

過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー（デヴィッド・バンバー）とその護衛たちを前に､大佐たちの計画は成功できるのか……。

製作の遅れや公開延期など､数々の問題を乗り越えてきたトムは､プレミアでこの映画への出演について「パワフルな経験」とコメント。

アメリカでは公開後､トムの演技を含め賞賛の声が高く響いたが､一方のドイツでは厳しい評価が下されている。

トムが演じたクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐の親せきであるフランツ・フォン・シュタウフェンベルク氏が､「ヴェルト」紙の中でトムの演技について「エレガントに見せようとしていたようだが､結果､とても堅苦しい演技になってしまった。まったく決断力に欠けていて､何よりもカリスマが足りない」と厳しい評価をしているのだ。

しかし､そんな逆風を吹き飛ばすように､日本では大々的なキャンペーンを実施。

日本公開を記念して､トム・クルーズの顔を5,000人の顔で作り上げるという「首謀者は君だ！モザイクアート大作戦!!」が実施されている。

これは､携帯電話で撮った自分の顔写真とメッセージをキャンペーンサイトに送ると､先着5,000名限定で､トム演じる主人公の顔が大きくレイアウトされたポスターのモザイクアートの一部になるというもの。

募集期間は3月22日までで定員5,000名になり次第終了。

2月28日までに送られた画像で作成したポスターは劇場でお披露目され､募集最終日である3月22日までに送られた画像で完成したポスターは､何と一般発売される予定なのだ。

特典として､送った画像に劇中のトムのようにアイパッチをしたオリジナルフレームを合成した携帯電話の待ち受け画像を応募者全員にプレゼント。

2月22日までに応募した人の中から抽選で､本作のジャパンプレミアへの招待や､トムの直筆サイン入りポスターなどファンにはたまらないプレゼントが用意されている。

映画を楽しむだけでなく､キャンペーンにどっぷりハマってみるのも悪くなさそうだ。（古田鉄寿）