ソン・テヨンはクォン・サンウと結婚してますます勢いにのっていけるか!?

(10/04)

世紀のカップル､ソン・テヨン(28)とクォン・サンウ(32)が結婚したというニュースは､韓国だけではなく日本でも多くのファンを震撼させた｡

先月末､記者会見に登場したふたりは､礼式に臨む服装で手をつないで現れ､感謝の意を述べた｡

そもそも､このふたりがなぜ世紀のカップルとして扱われるのか｡

まずは彼らのプロフィールを追ってみよう｡

ソン・テヨンは､1999年ミス韓国日報に選ばれた姉ソン・ヘイムの積極的な勧めでミスコリア大会に参加しミスコリア､ミスインターナショナルに参加｡

2000年ミスコリア大邱に選抜､本選大会で代表に選ばれ､同じ日に日本で開かれたミスインタ－ナショナル大会では､韓国人の中では歴代最高成績の2位になって注目を集めた｡

その後､演技学校で演技とジャズダンスなどを学んで準備し､2001年9月のKBSミニシリーズ『純情』で放送局のリポーター､チャ・ダヘ役でデビュー｡

以降､芸能界入りした彼女は､『待ちくたびれて』(2008年)､『京義線』(2006年)､『3人3色ラブストーリー-愛ズルガム』(2005年)､『サッドムービー』(2005年)､『記憶が聞こえる』(2005年)､『鬼が暮す』(2004年)などの話題作に立て続けに出演している｡

一方､クォン・サンウのほうは､不朽の名作ドラマと今も語り継がれる『砂時計(モレシゲ)』でイ・ジョンジェの演技に感動したのが芸能界を志した人物｡

その鍛え上げられたスポーツマン体型と精悍なイメージ､男らしいルックスで､女性に人気なのはもちろん､多くの韓国男性にとって理想とされている俳優だ｡

実際､｢クォン・サンウのような体型になりたい｣とスポーツジムに通う男子学生も多いのだとか｡

クォンは､ファッションモデルとして芸能活動をスタート｡

数々のミュージックビデオに出演した後､ドラマ『おいしいプロポーズ』において､劇中ではあまり重要な役柄ではなかったにもかかわらずそのルックスで一気に人気に火がついた｡

その後出演したSBSドラマ『ただいま恋愛中』のコミカルなプレイボーイ･ホジェ役でファン層を拡大､カッコイイだけじゃない笑いもとれる演技で芸の幅を見せつけた｡

日本でも公開された映画『火山高』では多くのアクションシーンを見事にこなし､その本領を発揮している｡

しかし､彼のすごいところは､自分の人気にあぐらをかいていないことだ｡

30代中盤まで芸能界の仕事に専念し､その後は亡き父のたっての願いであった美術教師の道を歩む考えだとか｡

まさに､自分の信念を貫き通す男性と､屈指の美女のカップルであり､また現在のそれぞれの知名度からしても｢世紀のカップル｣と呼ぶにふさわしいふたりなのだ｡

記者会見では､子供について｢3人くらいほしいな､とも思うが(ソン・テヨンの)体がもたないので2人ほしい｣とやさしさを見せるクォン｡

一方､ソンは｢突然の結婚発表で(ファンのみなさんを)動揺させてしまった｡頑張る姿を見せていくので､喜ばしい気持ちで応援して下さると信じたい｣と心境を語った｡

結婚を機に､ますます活躍の場を広げるであろうふたりから目が離せない｡(古田鉄寿)