子どもウケが心配！？宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」に抱く“不安”

宮崎駿監督のスタジオジブリ最新作「崖の上のポニョ」の完成報告会見が7月7日に都内で行われ､鈴木敏夫プロデューサーが出席した。

鈴木は､本作がすでに国際映画祭への出品が決定していることを報告。

一方で宮崎が､2004年の「ハウルの動く城」以来の新作となるこの映画に対して､公開を前に不安を抱いているとも語った。

不安の原因は､試写の際に子役の声優が映画に集中せず落ち着かない様子だったことや､家族向けの試写イベントで子どもたちの反応があまりなかったことだという。

しかし鈴木は､大人の声としては高い評価を受けていると､あくまで強気のコメントだった。

宮崎アニメのこれまでの作品で､子供に高い人気があるのは「となりのトトロ」､「魔女の宅急便」といったところだが､「紅の豚」「もののけ姫」といった作品で宮崎が自信の趣味や思想にこだわりを見せた場合､興行成績はともかく､子供からの支持を受けてきたとは言い難い。

今回は､子供の観客を意識しているとのことだが､当の子供たちの反応はどうなるだろうか､さて？（淺川）

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