マック強し。アイスコーヒーでもスタバを抑えて評価ナンバー1に!!

東京都内は4日､今年初の真夏日を記録。初の真夏日が7月にずれ込んだのは､1995年以来､13年ぶりとなった。

気温の上昇とともに､ぐんぐん需要が高まるのがアイスコーヒー。マクドナルドが､好評のプレミアムローストコーヒーのアイス版､プレミアムローストアイスコーヒーを投入したことにより､カフェチェーンを含めたファーストフードチェーンのアイスコーヒー競争が激化している。

そんな折も折､オリコンが､「カフェチェーン､ファーストフードチェーン人気ナンバー1アイスコーヒーはどこか？」を調査している。これは､テイクアウト可能なカフェチェーン､ファーストフードチェーンのアイスコーヒーの中から､20～30代の男女お気に入りの1杯を探すべく1280名の男女にブラインドテストを実施したものだ。

同調査では､コーヒーを通常メニューで扱うカフェチェーン､ファーストフードチェーンの中の利用頻度の高い上位5店を対象に､被験者にはそれぞれ2種類ずつを飲んでもらい､「香り」「苦み」「酸味」「後味」「濃さ」「全体のバランス」の6項目と､さらに実際の販売価格を伝えたうえでの「購入意向」の7項目について評価してもらったという。

調査の結果､「おいしさの評価」での点数は拮抗。アイスコーヒーを選ぶ上で最も多くの人が最重視すると回答した「全体のバランス」では､ミスタードーナツ､ドトール､マクドナルドの順に高評価。次に重視された「後味」では､ミスタードーナツ､マクドナルド､ドトールが高評価を獲得。

また､「苦み」「酸味」はミスタードーナツ､ドトール､マクドナルド､「濃さ」「香り」はドトール､モスバーガー､ミスタードーナツと､上位5店の「おいしさの評価」はかなり混戦する結果となった。

以上のような「おいしさの評価」をふまえた「購入意向」での結果は､100円という料金で提供するマクドナルドが､圧倒的な評価を得て冷温ともに1位を獲得。

「本格的なコーヒー自体の味を楽しめるので､100円という価格は非常にお得だと思う」（26歳／男性）「味がしっかりしているわりに安価なので魅力を感じます」（22歳／女性）など､味の面でも価格の面でも満足という評価の高いコメントが集まった。

2位は､「ドトール」。「濃さ」と「香り」の評価が高く､「苦味､香り等､コーヒー感が出ている。後味が多少残り､子供には受けないかもしれないが､大人の男性には好まれそう」（30歳／男性）､「香りがよく､コーヒーとして濃さもちょうど良い」（25歳／男性）など､香りの面で圧倒的な支持を得た。

続く3位にモスバーガー､4位には「ミスタードーナツ」が食い込んだ。｢スターバックス｣は支持層と支持しない層が拮抗し､総合評価では5位という結果に止まった。

同調査の結果を見ると各社ともに､味のレベルが高くそれぞれの個性がうまく現れていると見受けられる。ブラックで飲むと美味しいというコメントが多いアイスコーヒーも､ミルクやガムシロップと一緒に飲むと美味しさが増すというコメントが多いアイスコーヒーもある。

今年の夏は各社のアイスコーヒーをじっくり飲み比べてみてはどうだろうか。(松野)

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