清純派の代表格・佐野夏芽壮絶な惨劇に巻き込まれてしまった!?
(05/20)

佐野夏芽(さのなつめ=23)といえば、今年に入ってすぐに発売された写真集「なつめーる」が好調で、各種グラビアのトップを飾るトップアイドルのひとりだ。

彼女のことをよく知らない人でも、彼女のブログ「なつめのブーログ」や「なつめ〜る」を見ると、その名のとおり“夏の似合うかわいらしい女の子”というイメージを持つはず。

しかし、ファンの一部からは「俺たちの夏芽ちゃんに何てことをするんだ!」と悲鳴が上がりそうな映画がクランクアップしてしまったのだ。

その映画は、「御茶漬海苔の惨劇館『日記』」。

「お茶漬けのCMのようなものですか?」と気楽に考えることなかれ。

実は「この世で最も恐ろしい禁断の世界」と称される、ホラー漫画家・映画監督の御茶漬海苔(おちゃづけのり=48)の作品なのだから、もう筆舌に尽くしがたい惨劇が待ち構えているのだ……。

御茶漬海苔監督は、1984年「精霊島」で漫画家デビューし「ハローウィン」(朝日ソノラマ)でホラー漫画を掲載したことから、ホラー漫画家として名をはせた人物。

「姫」「恐怖実験室」「暗黒辞典」「魔夜子ちゃん」「恐怖テレビ」など独自の美学を持った作風で、現在活躍しているホラー作家たちに大きな影響を与えた日本ホラー界の重要人物だ。

これまで自主製作で「赤子」「ハッピーバースディ」「眠り姫」「魔女ミレーヌ」と短編ホラーを監督し、2004年、第8回インディーズムービー・フェスティバル短編部門に出品した監督作「バスルーム」では準グランプリ受賞。

これらの流れを受けて今回、劇場版「惨劇館」で商業映画での監督デビューを果たすことになった。

映画「惨劇館」は『できもの』『蟲男爵』『日記』の短編3本からなるオムニバス。

それぞれ『できもの』に花井美理(はないみり=23)、『蟲男爵』に松嶋初音(まつしまはつね=20)、『日記』に佐野夏芽が主演する。

そう、今回の目玉は、グラビアや写真集で健康的なセクシーさを放っている人気アイドルたちが御茶監督の手によって、「あんな姿やこんな姿」にされてしまうというのだから、「鳥肌もの」という言葉を通り越して、衝撃を受けること請け合いなのだ。

特に、3作品の最後を飾る佐野夏芽の『日記』では、父親に育てられた菊代(佐野夏芽)が、ある日父親の日記を盗み読み、母親が生きていて、自宅の隠し部屋に監禁されているという驚愕の事実を知るというドス黒〜い作品。

もちろん秘密を知ってしまった菊代も、糸で口を縫われたりと恐ろしい目に……と、これ以上はここでは語れないほどの恐怖が!

ファンならずとも、見ておいて損はない作品になるはずだ。(古田鉄寿)


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