映画｢君の名は｣が違法アップユーザー達を摘発! 本名の犯人晒す異例事態!

(10/02)

映画『君の名は｡』のスタッフが､"映画『君の名は｡』製作委員会著作権担当"という名のTwitterアカウントを解説し､違法にアップロードされた動画のURLをシェアするユーザーに次々と注意勧告する異例の措置を取った｡

『君の名は｡』は､観客動員数が850万人を突破､推定興行収入も110億円に達し､スタジオジブリ作品以外の国内産アニメ映画で初めて100億円の大台を突破した｡映画観客動員ランキング5週連続1位､現時点で2016年の興収第1位となっており､大ヒットを飛ばしている｡

しかしながら､その一方で海外サイトに映画全編が違法アップされ､誰でも視聴できる状態に｡多くのネットユーザーが同動画を視聴していると判明したことから､製作委員会は事態を深刻に受け止め､拡散を食い止める手段を講じた｡

Twitter上で､違法動画のリンクを貼り付けているユーザー等に対し､｢このURLは違法にアップロードされた動画へのリンクです｡即刻､当該ツイートを削除してください｣とツイートを送信｡中には､アカウントページで本名や個人情報を公開している者もいる｡間接的にそれらも一般に晒される状態となっているのだ｡

無許可に著作物(※映像作品など)をネット上にアップロードすることは違法行為に該当するが､それらを視聴･拡散することまで違法性があるかは議論がある｡とはいえ､少なくとも褒められるべき行為とは言えず､わざわざTwitterにURLを貼り付けるのは愚かである｡

インターネットが世界中に普及した以上､今回のような現象を避けられないのは事実｡あとは､一人一人がモラルを持って行動できるか否かだ｡(柳井)

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