映画『進撃の巨人』スタッフ､｢みんなハリウッド映画だけ観ればいい!｣とブチギレの理由!

(08/07)

映画『進撃の巨人』が8月1日に公開された｡人気漫画の実写化は昨今ドラマ･映画双方で相次いでおり､漫画の世界観を忠実に再現出来ていない作品が多く非難の声も多い｡『進撃の巨人』も例に漏れず､かねてからのファンから酷評が噴出した｡それらの批判に対し､特殊メイクアーティストで同映画の特殊造型プロデューサーの西村喜廣が自身のTwitterでブチギレた｡

｢みんな映画はハリウッドがいいんだね! じゃあハリウッド映画だけ観ればいいよ! 予算と技術はある方がいいもんね! 特に予算! 金で顔叩かれた映画を観ればいいと思います! ハリウッド日本比較の人はそれが気持ちいいんでしょう?｣

ハリウッド映画と日本映画でスケールが違うというのは昔からよく言われる事であるが､それだけで映画公開前から批判を喰らうのは､製作に携わった人間からすると気分が悪いだろう｡当該ツイートは既に削除されており､やはりネットユーザーから賛否両論が巻き起こり炎上した模様｡

興行通信社調べでは､8月1･2日の二日間で約46万7000人を動員､興行収入は約6億円に達し､週間ランキング首位を獲得した｡レビューには相変わらず否定的な意見も多いものの､順調なスタートを切った｡
たとえ興収1位になろうと叩かれてしまうのだから､製作者側の苦悩は尽きない｡(柳井)