オダギリジョー主演「家族のうた」3.6%低視聴率で早くも打ち切り内定!?
(04/25)

オダギリジョー(36)主演の新ドラマ『家族のうた』(フジテレビ系)が、第2話にして3.6%という低視聴率を記録し、早くも早期打ち切りが内定したという。
『東京スポーツ』が報じている。

日曜午後9時の枠で放送されているにも関わらず深夜ドラマ並みの数字を叩き出してしまった同ドラマ。
前クールの『早海さんと呼ばれる日』もそれほどヒットしなかったが、それでも平均視聴率は10.5%と2桁を死守しただけに、『家族のうた』のヤバさが窺えるだろう。

「視聴率を見て目を疑いましたよ。消費税以下なんですから。局内はお通夜状態を通り越して、ギャグにするしかないという状況ですよ」(引用:東京スポーツ)と、フジテレビ社員は苦笑している。

初回視聴率が6.1%と既に1桁台だっただけに、元々多くは期待されていなかった。
1987年にTBS系で放送された『パパはニュースキャスター』と設定が酷似していることから放送前から"パクリ騒動"も起きていた。

それでも昨年4月期には同じ枠で『マルモのおきて』を大ヒットさせたこともあり、スタッフの心の内には挽回への淡い希望も残っていたはず。
しかし蓋を開けてみればこの低視聴率だ。

「早くもドラマの1話カットが内定し、今後も下げ止まらなければ2話削ることも検討されているそうですよ」(同)

かつては大活躍していた冴えないロックボーカリスト・早川正義(オダギリ)が、家族との関わりを通じて人間的成長を遂げるというサクセスストーリー。

主演のオダギリの脇をユースケ・サンタマリア(41)、貫地谷しほり(かんじやしほり=26)、トータス松本(とーたすまつもと=45)らが固める同ドラマ、いったい何が不評なのか。
業界関係者はこう分析する。

「オダギリさんはどちらかと言うと個性派俳優で、世間的な知名度はイマイチ。年配男性の中には『あんた誰?』という人も多い」(業界関係者:同)

1999年のデビュー以来、数々のドラマ、映画に出演してきたオダギリ。
知名度が足りないということも無いのだろうが、ここ最近はめぼしいヒット作が無い。
というのも、オダギリが2006年の『時効警察』(テレビ朝日系)のヒット以降、かなり厳密に仕事を選ぶようになったからだという。

「台本、脚本を熟読し彼自身が出演を決め、それが大ヒット。これで『俺の見る目は間違いない』と自信を持ったらしく、しばらく所属事務所が持ってきた話も気乗りしなければ断っていた。『俺は映画しか出ない』と宣言し、2年ほどドラマに出なかったこともある」(芸能プロ関係者:同)

この惨状は仕事を選んできた"ツケ"のようだ。(高橋)


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