の振付師・夏まゆみの「ASAYAN」ウラ話! 本当はそんなに恐くない!?

AKB48立ち上げ時に振付を担当していた振付師の夏まゆみ(なつまゆみ=49)。
『さくらの花びらたち』『スカート、ひらり』『会いたかった』『制服が邪魔をする』『軽蔑していた愛情』『BINGO!』『僕の太陽』『夕陽を見ているか?』といった初期の名曲を担当し、世に送り出した。
特に『会いたかった』は多くの人が踊れる有名曲に成長したのではないのだろうか。

そんな夏はAKB48だけでなく、モーニング娘。の振付師としても有名。
『ASAYAN』(テレビ東京系)ではその厳しい指導の様子が度々話題に。
メンバーを厳しく叱責し泣かす場面が繰り返し放送されたため、「あの振付師は厳しすぎる」と囁かれるようになっていた。

"鬼コーチ"の印象が定着してしまった夏。
6日に発売となったアイドル雑誌『TopYell 3月号』で当時のウラ話を語っている。

夏がレッスンをする上で大切にしていたのは、"厳しいだけでは絶対にダメ"という考えだったという。
できるだけ遊びの要素を入れダンスの楽しさを理解してもらえるよう心がけていたそうだが、これでは"鬼コーチ"には程遠い。

実は『ASAYAN』で放送されていたのはたまたま厳しい口調になった10秒間。
番組の意図に合わせた編集によって、"鬼コーチ"は作りだされてしまったようだ。
厳しい指導もスタッフからの指示通りで、「未だにスパルタなどと言われるのは悲しい限り」なのだという。

メンバーを泣かせている印象が強い夏。
昨年夏に行われた10期オーディションの合宿でも、泣いているシーンの前に夏に叱られているシーンを繋げる編集が施されたといいう。やはりここでも"鬼コーチ"は作られたものだったようだ。

夏はモーニング娘。に対し
「彼女たちは私にとって尊敬に値する人材です。
あの過酷な環境に耐え抜いて活動を続け、今尚歌い、舞っていますから」
とコメント。
AKB48に対しては昨年11月に
「若いアイドル達が歌い踊っているだけ」
とブログにつづっていることから、夏の中ではモーニング娘。への思いのほうが大きいのかもしれない。

表向きは"鬼コーチ"と呼ばれていた夏。
日本を代表する2大アイドルのダンスには、"厳しいだけでは絶対にダメ"という信念が隠れていたようだ。(今井)


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