島田紳助､独裁政治は強制終了!? 紳助ファミリー内部分裂の悲劇

(07/18)

先日『探偵ファイル』が発表した｢2011年消えて欲しい芸能人ランキング｣で不名誉な1位に輝いてしまった芸能界の暴君･島田紳助(しまだしんすけ=55)｡
現在6本のレギュラーを抱える"売れっ子"として日夜活躍を見せている彼だが､自分が気に入っているタレント､通称｢紳助ファミリー｣を自らの番組に出演させて徹底的に売り込むスタイルが視聴者に不評｡
｢仲間うちでワイワイしているだけ｣｢番組の私物化｣などと批判が集まっている｡

『週刊実話』によれば｢紳助ファミリー｣は総勢100名超を抱える芸能界の"駆け込み寺"｡
紳助の番組でもう一度活躍するチャンスを与えられた一発屋芸人やスキャンダルで人気を落としたアイドルが数十人単位でメンバーに加わり､日々その規模は膨らんでいるのだという｡

ファミリーの中枢を成すのは2005年にスタートした『クイズ!ヘキサゴン』(フジテレビ系)に出演する､通称｢ヘキサゴンファミリー｣｡
木下優樹菜､里田まい､スザンヌ､上地雄輔といったおバカタレントを中心とし､アンガールズ､ラサール石井などのインテリタレントらも多数所属している｡

ファミリーを形成するのは他に『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)から派生した｢行列グループ｣､ダウンタウン､明石家さんまといった｢お笑い芸人チーム｣､大阪府知事･橋下徹や参議院議員･丸山和也らが所属する｢政治グループ｣､AKB48､小林麻耶など愛人関係が囁かれる女性タレントを中心とした｢紳助喜び組｣､そして島崎和歌子､小島よしお､麻木久仁子といった｢芸能人再生グループ｣｡

ファミリーのメンバーは以上6つのグループに所属するが､最近あまりにも人数が多くなりすぎたこともあり､ファミリー内で内部分裂が勃発しているという｡

｢東野幸治がポスト紳助の座を狙っているんです｡紳助ファミリーのメンバーを勝手に集めては酒宴を開き､番組スタッフまで呼びつけている｡
また､最近､鳴かず飛ばずの上地雄輔がアーティスト活動に本腰を入れようと､紳助の許可を得ずにユニットの誘いをヘキサゴンメンバーにしているんです｡以前なら絶対にあり得なかったこと｡
不思議なのは､紳助も何故か見て見ぬふりをしているんです｣(放送作家:週刊実話)

さらに"芸能界のドン"を思わせる絶対的な地位も､最近ではかなり危うくなって来ているとか｡

｢震災前までファミリーはグループに関係なく､いつでも集まっていた｡それが最近は何かと理由をつけて来ないんです｡若手芸人でさえこの有り様ですからね｡中堅が来るはずがありませんよ｡
また､紳助が頼めば紳助の番組でなくてもファミリーのメンバーが動き､簡単に番組レギュラーやゲストとして送り込むことが出来た｡これがファミリーの互助会という面も担っていたのです｡ところが､最近は紳助の名前も通じない｡
メンバーがそれぞれ自分のことだけを考えるようになったり､明らかにテレビ界における紳助の地位が下がりつつあるんです｣(テレビ局ディレクター:同)

嫌われ者の独裁政治､もはやここまでか｡(高橋)