台湾でチャリティー番組で義援金21億円!! 元日本代表･中田英寿らも参加!!

台湾の赤十字会とテレビ各局が18日夜､東日本大震災の被災者支援のチャリティーイベントを開いた｡4時間の生中継の間に電話で義援金を受け付け､7億8800万台湾ドル(約21億円)が集まった｡

台湾の有名歌手らとともに出演した元サッカー選手の中田英寿氏(なかたひでとし=34)は､馬英九総統へ支援を依頼したうえで,自身はチャリティアイテムとして現役時代のスパイクと2008年に横浜で自身が開催した｢TAKE ACTION 2008｣の試合のユニフォームを番組中にサインをして提供｡

また､友人であるSMAPから預かった手紙を披露し､番組を盛り上げた｡

番組には中田氏ほか､日本でも人気の台湾人女優ビビアン･スー(36)､歌手のジュディ･オング(61)らが駆け付けた｡

馬総統も自ら20万台湾ドル(約55万円)を寄付し､電話での義援金受け付けも手伝った｡

2億台湾ドル(約5億4千万円)を出したのはアップル社のiPhoneの受託生産などで知られる鴻海グループ総裁､郭台銘氏｡台湾有数の富豪で､日本企業との関係も深い｡

イベントは生中継され､その間､視聴者らから義援金を受け付けた｡

イベントに合わせて被災者支援の歌｢Believe｣もつくられ､ミュージックビデオの冒頭には馬総統が｢愛を信じ､希望を信じ､未来を信じ…｣との台詞を吹き込んでいる｡(松野)