前田敦子、2010年ベストセラー「もしドラ」映画化で初主演決定!
(12/13)

AKB48・前田敦子(まえだあつこ=19)が映画初主演することが12日、明らかになった。
累計発行部数181万部の『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(通称:もしドラ)の映画化で、主人公の"みなみ"を演じるという。
総合プロデューサーは秋元康(あきもとやすし=54)が務め、来年6月公開予定。

連続ドラマ『Q10』(日本テレビ系)でヒロインのロボット役を熱演するなど、女優としても活動の幅を広げている前田。
映画出演4作目にして初主演を果たす。

同作は昨年12月に発売され、累計発行部数181万部を超える2010年のベストセラー第1位となった岩崎夏海氏の同名小説が原作。
弱小高校野球部のマネージャーになった少女・みなみが、米経営学の父、P・F・ドラッカーの著書『マネジメント』を参考に野球部を率い、甲子園出場という目標に向かって奮闘するという青春物語だ。

総合プロデューサーを務める秋元は、
「原作が強いので、この世界観を壊さないようにしたい。AKB48の前田の映画ではなく、この本を面白く映像化したい」
と意気込んだ。

また、著者の岩崎夏海氏はもともと秋元の下で放送作家や運転手として働いていたそうで、
「AKBが売れたことより、岩崎が売れたことの方が驚いた。マニアックすぎるところを逆手に取ったのがすごい。うまいなと思った。このタイトルを付けた時点で勝ちですよ」
とベタ褒め。

原作を読み始めたという前田は、
「とても緊張しています。以前から(部活の)マネジャーをやってみたいと思っていたので、みなみ役を頂いた時はうれしかったです」
とやる気満々。
「マネジャーという役を通して周りの方たちをサポートする側にもなれるように頑張ります。チームプレーで素敵な作品に仕上げたいと思います」
と語った。

出演は、岩崎氏が主人公"みなみ"のモチーフにしたというAKB48・峯岸みなみ(みねぎしみなみ=18)のほか、瀬戸康史(せとこうじ=22)、池松壮亮(いけなみそうすけ=20)、川口春奈(かわぐちはるな=15)、大泉洋(おおいずみよう=37)ら。
クランクインは来年1月を予定している。(上田)


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