マイケル自殺だった」担当医が裁判で無罪を主張
(04/10)

昨年6月、薬物の過剰摂取で死亡したマイケル・ジャクソンの死の責任を問われ、日本の法律でいうところの過失致死罪に問われている元専属医、コンラッド・マーレイ医師の裁判が5日、ロサンゼルス郡地裁で行われた。

マーレイとその弁護団は無罪を主張。

マイケルが自殺を意図し、大量の鎮痛剤を服用したという主張を展開した。

マーレイは、不眠を訴えるマイケルに強度の鎮痛剤プロポフォルを処方。

この薬品を1ビンの8分の1を投与したが、マイケルは9時間以上も眠れず、マーレイが2分ほど席を外した間に、残り全てを自ら注射。

その結果として心臓発作を起こしたもので、自身に責任はないとしている。

同裁判所は予備審問に入らず、正式起訴に向けた審問日程などの判断を6月14日の次回公判に先送りした。

これは、マーレイの医師免許を一時停止するための精査を行う時間が必要になったためという。

マーレイが出廷した際には、熱狂的なファン約50人が集まり、厳罰を求めるプラカードを掲げ、「ウィー・アー・ザ・ワールド」を歌って抗議活動を行った。

また、マイケルの両親、ジョー・ジャクソンとキャサリン・ジャクソンや妹のジャネット・ジャクソンら、ジャクソンファミリーも傍聴した。 (淺川)


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