小澤征爾のがん発見に音楽激震!! 知られざる､その激務とストレスとは!?

(01/09)

食道がん治療に専念するため､6月までの全公演キャンセルを発表した世界的指揮者･小澤征爾(おざわせいじ=74)｡

病状はどの程度でまで進行し､どんな治療になるのか?

非常に心配なところだ｡

小澤は､これまでも帯状疱疹や椎間板ヘルニアなどでたびたび闘病生活をおくった経緯がある｡

｢カラヤンやバーンスタインら大物に師事し､日本を代表する指揮者として突っ走ってきた小澤さんの体はボロボロ｡日常的に欧米と日本を往復｡すべての楽器の楽譜を読み込んだ上､精根尽き果てるまで練習する｡寸暇を惜しんで若手の指導にもあたり､ストレスは計り知れない｣(音楽関係者)

7日夕､会見した主治医によると､昨年12月末に受けた健康診断で早期の食道がんが見つかったとのこと｡

病理検査やCTスキャンでの検査の結果､粘膜の表面の浅い部分にがんがあることを確認｡

今後は1週間ほど精密検査を行い､入院するという｡

小澤は元気な様子で､こう語った｡

｢僕の79歳の兄貴も15年前に食道がんで手術して､今ではピンピンしている｡おふくろの姉さんの子も食道がんだった｡僕はがんについてはよく分かんない｡(原因について)全然(思いあたら)ないんです｡一つだけ言えるのは人間ドックは大事だということ｣

医療ジャーナリストによると､｢ごく初期の食道がんなら内視鏡による切除も可能で､手術のほか放射線､化学療法を組み合わせて万全を期すことも多い｣という｡

一日も早い復帰を願ってやまない｡(古田鉄寿)

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