ロッベンのレアル残留可能性高い

オランダ代表FWアリエン･ロッベンは、新シーズンもレアル･マドリードでプレーすることが濃厚となったようだ。プレシーズンで与えられた出場機会を最大限に生かし、マヌエル･ペジェグリーニ監督に実力をアピールしたようだ。

『マルカ』紙によると、ロッベンがレアル･マドリードに残留する可能性は日増しに高くなっているという。

プレシーズン開幕前、レアル･マドリードではオランダ勢選手の"総流出"がささやかれており、とりわけ故障の多いロッベンの移籍はほぼ確実視されていた。

ところが、プレシーズンが始まるや、ロッベンはクリスティアーノ･ロナウド、カカといったスーパースターの陰に隠れることなく、チームメートの中でも目立った活躍を見せた。

リーグ戦と2つのカップ戦（チャンピオンズリーグ、スペイン国王杯）を戦うレアル･マドリーにおいて、ロッベンが週に2回のペースで試合に出場できるだけのフィジカルコンディションを維持できるかには疑問が残る。

だが、現在のレアル･マドリーの選手層の厚さを考慮すれば、ペジェグリーニ監督がローテーションを採用する可能性は高い。

ロッベンを休ませながら使えることは、むしろチームにとっても都合がいいと言える。

ロッベンがC･ロナウドとともにサイドアタッカーとしてスタメン起用されれば、レアル･マドリーの攻撃陣は恐るべき威力を発揮することだろう。

また、途中出場した場合でも、チームの起爆剤としての役割を十分に果たしてくれるに違いない。

今季のレアルが楽しみである。

(2009年8月20日)

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