最後までやりたい放題の朝青龍が次に目指すのは政治家､格闘家､それとも･･･

泥酔暴行騒動の責任を取って今年2月に引退した元横綱･朝青龍が3日､東京･両国国技館で断髪式を行い､約1万人の前で土俵に別れを告げた｡

歴代3位の優勝25回､史上最多の7場所連続優勝など大記録を残す一方､その破天荒な行動で度々物議を醸してきた朝青龍｡

断髪式では感極まり目を真っ赤にする場面も見られたが､それが終わると神聖な土俵にキス｡
さらに､1万人の拍手と大歓声を受けた花道では両手を高々と突き上げ､何度も問題となったガッツポーズを披露するなど最後までやりたい放題だった｡

その後､都内で行われたパーティーで朝青龍は第二の人生について､
｢人を幸せにする､よい国をつくることができる､人間性を磨いていきたい｣(毎日新聞より)
と話し､ウワサされている政治家への転向を示唆｡
政界進出に向け､自らの知識を深めるために年明け早々にもアメリカ留学が予定されているという｡

しかし､相撲界が生んだ稀代の"ヒール"がこのまま政治家になるのを格闘界が放っておくはずがない｡

K-1の谷川貞治イベントプロデューサーは､
｢体力を残して辞められたので､残した分の体力は次に生かしてください｡これからゆっくりと話していきましょう｣(スポニチアネックスより)
とラブコールを送った｡

9月27日に30歳を迎え､
｢30歳から40歳の間は朝青龍はもっと大変なことになります｡(中略)第2の人生はもっと暴れます｣(スポーツ報知より)
と語った朝青龍｡

次なる土俵は､政界か格闘界か､それとも･･･
大人しくなるにはまだ早すぎる｡

(2010年10月4日)

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