オランダとの再戦に燃える川島「何本シュートがきても、最後は止める」〔W杯〕

「何本シュートが来ても、最後のところは止める」（時事通信より）
19日のオランダ戦を前に、サッカー日本代表の正GK川島永嗣は、昨年9月のリベンジを果たすべく熱く燃えている。

5月30日のイングランド戦で好セーブを連発し、以降正GKとして日本のゴールを守ってきた川島。
昨年9月に日本がオランダと対戦したときも、当時の正GK楢崎が指を骨折していたため2番手として先発出場していたが、結果は日本が3失点で完敗。
あれから9ヶ月が経った。
当時を川島は「試合自体がいい経験だった」と前向きに振り返る。
ゴールの場面については、「自分の中では判断の部分でイメージできていたけど、体がついていかなかった」と話した。
その後の2試合、楢崎不在にも関わらず代表戦の先発から外れた。
けれどもオランダ戦での苦い経験を糧に、ひたすらに技術の向上に努めてきた。
「いろいろと自分で意識してきた。それが通用するのか確かめたい」

自分はどれだけ成長できたのか。
再びオランダを前にどこまでやれるのか。

オランダは、初戦のデンマーク戦で2点を決めている。
「本当に個人の能力が高い。どういうことが起きてもおかしくない」
―それでも―
「難しい状況は多いと思うけど、GKとしてはやりがいがある。チャレンジしたい」

一度は敗れた強敵に、成長した姿を見せる。

(2010年6月19日)

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