★『007』ダニエル・クレイグの女優妻「ボンド役は女性じゃダメ」(2018/02/20)
大ヒット映画『007』シリーズ6代目ジェームズ・ボンドとして知られる英俳優ダニエル・クレイグ(49)の妻で英女優のレイチェル・ワイズ(47)がこのほどインタビューに応じ、ボンドの役を女優が引き継ぐべきとは思わないと発言した。ここ数年は人気俳優からも「女性キャラクターに変えるべきではないか」との声があがっていたが、レイチェルの思いは複雑だ。
長くジェームズ・ボンドを演じてきたものの、最近では少々うんざりしているという趣旨の発言でファンをガッカリさせているダニエル・クレイグ。そこで多くのメディアが「次期ボンドは誰になるのか」と推測したが、人気俳優マイケル・ファスベンダーは以下のようにコメントしていた。
「(誰がボンドを演じるのかという話は、)いつしても楽しいものだね。でも僕はこう思うんだ。20代前半の役者が良いんじゃないかなって。ボンドを演じるのは英国人の役者がいいと思ってきたけれど、アメリカ人の役者を入れるのもアリかもね。ジャック・オコンネルもいいな。」
「もしくは、(ジェームズならぬ)ジェーン・ボンドなんて良いんじゃないかい? そう、女性さ。」
しかしダニエルの妻レイチェル・ワイズは、女性が『007』シリーズの主人公になるのは反対だそう。彼女はその理由を、こう語っている。
「作者イアン・フレミングは、このボンドというキャラクターを書き上げるのにものすごい時間を費やしたの。このキャラクターは男性で、女性に対しての関わりも独特だわ。」
「でも女性は素晴らしいと思うの、実にね。それに興味深い。だから女性ならではのストーリーを(別物として)創り上げたほうがいいと思う。」
何かというと「性差別だ」と叩かれる風潮にあるため、レイチェルも言葉を選びながら本音を明かした。なお肝心のダニエルはしばらく「もうボンドは嫌だ」「やるくらいなら手首を切ったほうがマシ」などと言いたい放題であったが、制作サイドとの話し合いがまとまったとみられ、来年公開かと報じられている次回作にも出演するもよう。しかし今度こそ見納めになる可能性もあり、次期ボンドが誰になるのかなど憶測が飛び交うなか、「ぜひボンド役を!」と願っている俳優も決して少なくはないはずだ。この役を演じたいという役者は多く、かつてはリーアム・ニーソンも役をオファーされ心が揺れたものの、愛する女性が「この役を引き受けるならアナタとは結婚しない」と拒否感を露わにしたため断念したと明かしている。
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