アリアナ・グランデ、チャリティ公演前にテロ被害者を見舞う

★アリアナ・グランデ、チャリティ公演前にテロ被害者を見舞う(2017/06/05)

5月22日に英マンチェスターのショー会場で起きた自爆テロ事件の後、アリアナ・グランデは無傷で帰国を果たすも精神状態はボロボロに。22名ものファンが死亡する大惨事が起きたことに胸を痛め憔悴しきっていたが、すぐに「再びあの地へ戻る」と決意しマンチェスターに舞い戻った。そこでアリアナは小児病院を訪れ、テロ事件で負傷したファンを訪問したが、中には感動して泣いてしまう保護者もいたという。

このほどアリアナ・グランデが再び英国を訪れ、テロ事件で多くの子ども達が搬送された小児病院（Royal Manchester Children’s Hospital）まで足を運んだ。この日アリアナが見舞った8歳の少女リリーちゃんの母親は、米『PEOPLE』の取材を受けこのように話している。

「アリアナには、感謝の言葉しかありません。」

また父親も「本当に素晴らしい」「娘は大喜びしていました」と明かし、リリーちゃんを抱きしめるアリアナの写真など複数枚をSNSにアップしている。

また同じくアリアナと対面した少女ジェイデンちゃんの父親は、Facebookにこう綴った。

「今週も、素晴らしいことをあれこれして頂きました。でもアリアナのお見舞いは最高でした。」
「アリアナが来てくれたことが本当に嬉しく、僕も涙が出るほどだったのです。」

その時ジェイデンちゃんはテレビを見ていたというが、突然アリアナが現れたことにかなり驚いたもよう。それでも大好きなアリアナとの対面に大喜びするジェイデンちゃんを、アリアナはしっかり抱きしめてキスしたという。

そんなアリアナの心境につき、本人と親しい情報筋は同じく『PEOPLE』にこう伝えている。

「アリアナは本当に強い。ファンとの再会を楽しみにしているのです。」
「今でも辛い気持ちに変わりはありません。家族や友達に頼る生活を続けていますから。」

アリアナは事件発生後に「もうボロボロです。言葉もありません」とツイートしたが、わずか数日後には危険を承知の上でチャリティ公演の会場と開催日を発表。テロには屈しないという姿勢を表明した。