★ブラッド・ピット、離婚は「子供達にとっても辛いこと」(2017/05/06)

昨年、妻アンジェリーナ・ジョリーに突然離婚を申請されたブラッド・ピット。彼が離婚騒動後初のインタビューに応じ、家庭生活の破綻に言及した。実子3人、養子3人の計6人の子をなにより大事にしていたというブラッドは、どのような思いで独り暮らしをしているのか。

このほどブラッド・ピットが『GQ Style』誌のインタビューで、機内で起きた親子喧嘩後に虐待調査を受けたことを回顧。結局は「やましい点はない」と疑惑が晴れたが、彼はその後の変化をこう明かした。

「でも、あの(調査の)後から僕達は色々なことを解決すべく協力し合っている。(アンジェリーナも僕も)最善を尽くしているんだ。」
「ある弁護士が『法廷では、勝ち負けはない』『一方の受ける傷がより深いにすぎない』って言っていたけど、それは本当のようだね。1年間費やして、自分の主張が正しいと証明しようと頑張るとする。なぜ自分が正しく相手が間違っているのかを証明するためにね。でもそれは、酷い憎しみに投資するようなものさ。」

現在のブラッドは子供達と過ごした家で犬と暮らしているが、離婚については「醜い形にはしたくない」という。

「そう、幸いその点は彼女も同意してくれている。子供達にとって、(親の争いは)とてもイヤなものだから。そして突如家族がバラバラになることもね。」
「僕達がなにより集中しているのは、今回の件を経て全員がより善く強い人間になるってことだ。」

またブラッドは子供達抜きの暮らしは「妙な感じ」としたうえで、子供達への想いも絡めてこのように語った。

「子供ってとても繊細だからね。何でも吸収する。手をしっかり握ってやって、物事を説明してやらないと。それに話しも聞いてやらなければ。忙しい仕事モードになると、僕には話を聞いてやれない。その点は改善したいと思っているよ。」

そんなブラッドは厳格な父の影響を受けて育ったといい、自分の離婚騒動によってそれを痛感したという。育児についても厳しさが裏目に出たと思ったのか、今後はこれまで以上に子供達に寄り添いたいと話している。そしてアンジェリーナについても、徐々に気持ちに変化が生じてきたようだ。

「最初はすがりたいと思うものさ。でもその後は、『相手を愛しているなら自由にしてあげないと』っていう陳腐な考えにたどり着く。でも今は、その意味が僕にも分かる。実感したからね。それは、全く見返りを求めないってことだ。」

今ではアンジェリーナとの仲もまずまずで、話も弁護士を通さず直接するというブラッド。しかし彼の言葉に「復縁」はなく、協議の終了を待ってこのまま離婚する可能性が高そうだ。

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