★マドンナ、トランプ氏の大統領就任で「落ちるところまで落ちた。後は這い上がるのみ」(2017/01/24)

ドナルド・トランプ氏がついにアメリカ大統領に就任し、反対派のデモは一部暴徒と化して警官隊と衝突した。そんな中、トランプ氏の大統領選勝利にショックを受けていた歌手マドンナは事態を静観しているもよう。大統領就任式の前日には「トランプ勝利で落ちるところまで落ちた。後は一致団結して這い上がるのみ」とポジティブな姿勢を示した。

ドナルド・トランプ氏の大統領選勝利後、「胸が張り裂けるような思いがした。そして何より愛する人に捨てられたような気もしたわ。死。それも確かに感じたの。毎朝そんな気分だわ。目覚めるたびにこう言うの。『ああ、待ってちょうだい。ドナルド・トランプはやっぱり大統領に決まっているのね。悪夢ではなかったんだわ』って」と語っていたマドンナ。彼女のトランプ氏に対する嫌悪感は大きく、夜もよく眠れなくなってしまったという。

そのマドンナが大統領就任式の前日にブルックリン美術館にて開催された「Brooklyn Talks」に参加し、このように思いを述べた。

「(トランプの勝利は)起こるべくして起こったことよ。理由があって選ばれたと私は信じているの。」

しかしそれは、マドンナが彼をアメリカ大統領になるに相応しい人格者と考えているためではない。

「私達がいかに怠け者でまとまりがないかを知らしめるため…そして私達が自由についてどんなに無関心になったかを示すため、トランプが勝ったんだわ。」
「夜明け前が一番暗いというでしょう。今の私はこう感じてる。このようなこと(トランプ氏の大統領選勝利)が起きたものの、それは私達が団結するためなの。さあ、パーティを始めようじゃないの。」
「落ちるところまで落ちたわ。これからの状況は上向きになるしかないのよ。」
「私達にある選択は2つ。破壊、そして創造よ。私は創造する道を選ぶ。皆さんが加わることを歓迎するわ。自分のことをフェミニストだと言わないような男は、誰だろうがこの私が引っ叩いてやる。」

トランプ氏が大統領に就任した今、彼の失墜を望むことはアメリカという国家の失墜を望むのと同じことだ。よってより多くのアメリカ人が「こうなったら彼の手腕に期待するしかない」という決意に至っているが、今も彼の大統領就任を嘆き泣き喚いている人達もいる。どちらが建設的な態度かは言うまでもなく、マドンナもこれを機に再び国民と一致団結し自由の意味を考えたいという。

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