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マドンナがパリで行った追加公演が大不評で、ファンから「金返せ」の大ブーイングを浴びてしまいました。

7月26日(木)、これまでのアリーナ級の会場ではなく、2700人程度が入る「オリンピア・クラブ」で追加公演を実施したマドンナ。チケットは高いもので195ポンド(約2万4000円)と、決して安くないにも関わらず、5分足らずで完売。しかし、ライブは45分ほどで切り上げられた上、パフォーマンス自体もファンの納得のいくものではなかったとして大ブーイングが発生。

マドンナのこの日のパフォーマンスはYouTubeにもアップされており、高評価が1万なのに対して低評価は1万2000以上。ツイッターではいかに酷いパフォーマンスだったかを語るハッシュタグができるほどの事態となりました。

これを受けて、マドンナは公式サイトでコメントを発表。「オリンピアは私にとって最高のステージで、自信を持ってファンにお見せできるもの。しかし残念なことに、ショーが終了して私が去った後、私のファンではないチンピラが怒ったファンのふりをしてステージにボトルを投げ込むなどした。報道ではこのことが大きく取り上げられているが、この夜のステージは私と、私のファンにとって本当に最高のもの。私がステージから観客を見た限り、みんなが笑顔で私に注目していた。いつかこの素晴らしい経験をしに、私はまた戻ってくる」と、ライブを短く切り上げたことへの謝罪はなかったものの、自分はベストを尽くしたことを主張する内容となっています。

今年スタートしたマドンナの「MDNA」ツアー。「スーパーボウル」のハーフタイムショーが高評価だったために、ツアーにも大きな期待が寄せられていましたが、フタを開けてみるとパフォーマンスで乳首やお尻を自らポロリする他、映画「ダークナイト・ライジング」の上映中に起きた銃乱射事件を思わせるパフォーマンスをするなど、批判的な側面が話題に。

今年で54歳を迎えるマドンナ。レディー・ガガやアデル、ケイティ・ペリーなど次世代の歌姫が多く出現する中、批判を受けることばかりしていると、ファンに見捨てられるのも時間の問題…!?

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