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映画｢怪物くん｣地上波は視聴率微妙!? ｢フィギュア｣浅田真央大活躍で大盛り上がり!

12月7日､日本テレビ系金曜ロードショーに映画『怪物くん』が地上波初登場を果たした｡大野智が主演したテレビドラマの映画版で､上映開始9日間の興収が10億円を突破｡映画観客動員ランキング2週連続第1位を記録した｡

しかし視聴率は12.0%と今一つ伸びず｡その原因として挙げられるのは､裏番組として中継された『フィギュアスケート グランプリファイナル2012』｡浅田真央が見事な演技を披露した同大会は､話題性が高く､金曜日のショートプログラムが19.5%､土曜日のフリースタイルが23.2%と両日とも高視聴率を記録｡
フジテレビ系が放送した中村勘三郎の追悼番組も13.4%と､世間の関心度は高かったようだ｡

翌土曜日の12月8日も『フィギュアスケート』が一人勝ち｡フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』が11.4%､日本テレビ系『世界一受けたい授業』も12.0%と微妙な数字で終わったのも､フィギュアの影響力が大きかったに他ならない｡
日本テレビ系『嵐にしやがれ』は､上重聡他日本テレビアナウンサー3名が出演する"経費削減"のゲストながら､同日のバラエティー最高となる13.7%を記録｡女子アナブームは過ぎても､アナウンサー需要はまだまだ尽きていない模様｡

日曜日は衆議院議員解散総選挙を一週間後に控え､テレビ朝日系『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』が15.0%と高視聴率｡やはり次の選挙に対する国民の関心度は高い｡どの政党を支持すべきか､無党派層の積極的な情報収集に繋がれば池上彰も嬉しいはず｡
日本テレビ系の『THE!鉄腕!!DASH』と『世界の果てまでイッテQ!』が『サッカークラブW杯準々決勝』中継で放送が無かったため､テレビ朝日系『シルシルミシルさんデー2時間SP』がこの日の最高視聴率を取った｡通常よりはるかに高い数字だ｡日本テレビの番組内容により､他局の視聴率が大きく変わっている｡

｢ジャイアンツフェスタ｣の巨人軍VS黒バラチームを数週にわたって放送中の日本テレビ系『中井正広のブラックバラエティ』は､相変わらず内容を引っ張りまくっているが､9.5%とまずまずの視聴率であった｡あと何週に及ぶのか｡この企画は毎年楽しみに待っているファンも多いために､まだまだ焦らされそうだ｡

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