パソコンでラジオが聴ける!?民放ラジオ13局がインターネットでのリアルタイム番組配信開始へ

(02/16)
在京、在阪の大手民放ラジオ局13局が、インターネットによる本格的な番組配信を始めることが13日、わかった。

番組配信参加するのはTBSラジオ、毎日放送などの在京、在阪の民放ラジオ局。昨年12月に13局と電通が「IPサイマルラジオ協議会」を設立し、準備を進めてきた。

3月15日からCMを含む通常のラジオ放送と同じ内容をネットでリアルタイムで配信するサービスを試験的に実施。秋から本格的な配信を目指すという。

今回の試みは、パソコンで番組を聴く機会を広げることで、リスナーを増やすのが狙いだ。

インターネットでのラジオ放送と同時に配信するサービスについてはこれまでも幾度か検討されてきたが、放送免許で規定された首都圏1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)と関西2府2県(大阪、京都、兵庫、奈良)でしかパソコンで聴けないシステムが開発されたこと、著作権団体との調整ができたことから、ようやく実現した。

インターネットでラジオを聴きたい時は、専用ホームページに接続すれば、首都圏と関西の聴取者に限り、番組を無料で聞けるようになる。

また、NHKも同様のサービスを検討していくと発表している。

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