ヤマトナデシコ七変化
[第10話]
スナコ(大政絢)が北海道に帰ってしまった。下宿に“ブレスレット”だけを残して…。そんなある日の夜、恭平(亀梨和也)はスナコが謎の外国人に射殺される夢を見た。03/19放送
「スナコちゃんがでていったのは恭平のせいだ」恭平は皆に責められて肩身が狭い。それに恭平は“あの夢”のことが気になっていた。
「気になるなら探しに行けばいい」と馴染みの喫茶店のマスターに言われるも、恭平はそのまま帰ってしまう。じつはスナコはこの喫茶店の奥に隠れていた。3日前、「北海道に帰りたい」スナコが美音(高島礼子)に相談すると、しばらく行方不明になることを提案されたのだ。
スナコのことが心配で仕方がない恭平。そんななか下宿に外国人の男が訪ねて来る。美音と話をしているその姿を見て、恭平は驚いた。なんとその男が夢の中でスナコを殺害した人物にソックリなのだ!
外国人のあとをつけて行くと、そこにはなんとスナコがいた。外国人の名はグレッグ。スナコの父親の遣いでスナコを迎えに来たという。
「ほんとにアフリカに行くの?」という恭平の質問に、「どうせレディになれないから」とスナコは答えた。
恭平はスナコが好きだった。でも「好き」と言うのが怖いのだ。そんな恭平に、美音は「考えたことある?スナコちゃんがいない人生。あんたはまだ本当の恐怖を知らない…恐怖に負けて動けずに相手を失う、本当の恐怖を」と声をかけた。
再び、喫茶店に行った恭平は、マスターから「人身売買ファッションショー」の話を聞く。
そのとき恭平の携帯にグレッグから連絡が…。なんと「スナコを誘拐した」と言うのだ。身代金は5千万円。急いで美音にその話をすると、美音はすぐに1億円を用意する。
一方、武長(内博貴)のもとに乃依(神戸蘭子)から電話が入る。今からファッションショーに出るそうで、スナコも一緒だというのだ。武長からその話を聞いた恭平は、マスターの話していた「人身売買ファッションショー」の話を思い出す。
恭平、雪之丞(手越祐也)、武長、蘭丸(宮尾俊太郎)はスナコと乃依を助けにファッションショーの現場に向かった。4人の活躍で乃依は助け出したものの、スナコはグレッグに捕まってしまい銃口を突きつけられる。そのとき恭平が叫んだ。「なんでもするから、そいつ(=スナコ)のこと助けてやってくれ!」と懇願した。
じつは、これはすべてガンコな恭平を素直にさせるための芝居だったのだ!「どっきりファッションショーだよ!」「大成功!」「やっと本音を言ったわね」とみんなの顔は笑顔になる。
スナコのいる部屋に入っていった恭平は後ろから彼女を抱きしめると「レディじゃなくても、ホラー女でも、お前は、お前でいいんだよ。俺は、お前が嫌いなお前が好きだから…」と告白する。そしてスナコの前に回ると、スナコが下宿に忘れていったブレスレットをつけてあげた。スナコは涙を流した。
「帰ってこいよ。また一緒に暮らそう」恭平の言葉にスナコは「はい」と頷いた…。
――それから。
美音さんはまた理想のダーリンを探す旅へ。
乃依と武長はラブラブだ。
蘭丸も、雪之丞も、彼女と仲良くやっている。
もちろん、恭平とスナコも…。
<終>
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キャスト
高野恭平 / 亀梨和也(かめなしかずや)美男子だがケンカ最強の乱暴者。
無愛想で粗雑な短気人間。
中原スナコ / 大政絢(おおまさあや)
ブスだというコンプレックスから女を捨て、顔を隠し、暗闇でひっそり孤独に生きているホラー少女。
ある出来事がきっかけで閉じこもってしまった。
遠山雪之丞 / 手越祐也(てごしゆうや)
女の子と間違われるほどのかわいらしい美男子。
笑顔満点のムードメーカー。
織田武長 / 内博貴(うちひろき)
冷静。文武両道のクールな人。
森井蘭丸 / 宮尾俊太郎(みやおしゅんたろう)
三度のメシより女好きの女たらし。
ナルシスト。
中原美音 / 高島礼子(たかしまれいこ)
下宿の女主人。
恋愛至上主義者。
中原タケル / 加藤清史郎(かとうせいしろう)
中原美音の息子。
心優しい子。
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