パーフェクトリポート
[第9話]
蒼山(松雪泰子)は、澤村(木村了)が11年前に母親を殺した犯人が太陽のキーホルダーを持っていたと言ったことが気に掛かる。12/12放送
そんな中、2年前の殺人事件でも太陽のキーホルダーを持った男が目撃されていたという情報が飛びこんできた。
遊軍取材班は黒井(平山浩行)の指示で、この情報に関する取材に当たる。
一方、赤坂(小出恵介)は引き続き、代議士の不正献金問題を追っていた。
やがて、代議士秘書の森山(佐藤滋)の飛び降り現場に少女がいたという目撃情報から、瑞貴(山谷花純)の名に行き当たる。
蒼山は2年前事件の遺族の素子(村川絵梨)に話を聞いた。
その後、蒼山は素子の妹・早苗(小林涼子)にも聞こうとするが、姉が制止。
早苗の手首にはリストカットの傷跡があった。
蒼山は早苗が殺害現場である、かつての自宅付近の駅で頻繁に目撃されていることを知る。
だが、自宅に近付くにつれて、なぜか目撃情報は減っていた。
翌朝、赤坂が瑞貴を連れて局に現れた。瑞貴は全てを話す決意をしたという。
瑞貴は森山の妻・美代子(霧島れいか)もいる前で、話を始めた。
彼女はその時、ビルの屋上に立っていたが、森山がそれを自殺だと思って助けに来たらしい。
実際には瑞貴は単に景色を見ていただけだった。
それでも、本気で自分のことを心配してくれた森山に感謝した。
だが、瑞貴がふとよろめき、それを支えようとして森山は転落してしまったのだという。
その話を聞いた美代子は、夫の死因が自殺ではなかったと知って涙を流して安堵した。
瑞貴は美代子に、その時に森山が落としたという鍵を差し出す。
美代子は夫がレンタル倉庫を借りると言っていたことを思い出した。
それを聞いて、赤坂たちはそのレンタル倉庫へと向かう。
そこで、赤坂は森山の帳簿を発見。それを検察へ提出した。
その頃、蒼山は早苗を追っていた。
早苗は元の自宅の近くの交差点の立ち止まったまま、足を進められずにいた。
蒼山が角を曲がったところにある家に行って、事件と向き合いたいのではないかと尋ねる。
すると、早苗は忘れないと姉が心配する、でも本当は思い出したいのだと告白した。
そして、早苗は蒼山たちの取材に応じることに。
2年前、彼女が帰宅すると、母親が殺されていた。
その後、早苗はまだ潜んでいた犯人に背後から殴られ、気を失った。
薄れていく意識の中で、彼女の目に太陽のキーホルダーが見えていた。
翌日、局に他社の取材陣が押しかける。
遊軍取材班の取材を受けた直後、早苗が何者かに襲われたのだ。
黒糸蒼山は上層部から呼び出され、今回の取材の経緯を問われる。
黒井は自分は取材を許可をしてはいない、蒼山の独断だと答えた。
そして、蒼山もその通りだと言って、認める。
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キャピタルテレビジョン(CPTV)に勤めるアラフォーの報道ウーマン。
一見すると美人で仕事がバリバリできる才色兼備。
その中身は超まっすぐで、一つのことをやり始めると
そればっかりでほかのことを考えられなくなるカタブツ独身女。
報道魂は一流だけど、組織人としては最低。
新入社員のころに取材した未解決事件だけを入社以来15年間
どこに異動しても追い続けているせいで、会社からお荷物扱いされている。
ある日エリート集団の社会部を追い出され、
「遊軍取材班」と名付けられた落ちこぼれ記者たちの掃きだめである
取材チームのキャップに任命される。
入社3年目・バラエティ専門の人気女子アナ。
「彼女にしたいアナウンサー」毎年No.1の人気者。
タレント気質が激しく、アナウンサーでありながら報道の知識はゼロ。
ある夜アナウンス室でたまたま深夜自分しかいなかった時に
読むことになった緊急ニュース特番の原稿を間違いまくったため、
上司から「報道で勉強して来い」と、3カ月間の期限付きで遊軍取材班に送りこまれた。
入社6年目の元政治部記者。
世渡り上手で、今の若者をリアルに反映したような無駄なことはやらない主義の男。
オンエアに乗らないニュースなら取材する意味なしというドライな考え方で、
事あるごとに蒼山とぶつかる。
映画の撮影カメラマン志望。
事件・事故の現場で常にゆったりとした画を撮って使い物にならなかった、
偏屈な映画監督気取りの報道カメラマン。
一見人は良さそうなのに、知りたい情報をゲットするためには取材対象者すらも笑顔でだますため、
取材先からクレームが絶えず、遊軍取材班に飛ばされたオヤジ記者。
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