純と愛
[第9週]
ある日、純(夏菜)が担当するカップルが挙式のキャンセルにやってくる。挙式は行わずに婚姻届を出すだけにするという2人は、とても暗い表情だった。理由は親族の事情。旅遊家の親同士が絶縁関係になってしまったため、挙式どころではないというのだった。12/03放送
2人に同情した純は、なんとか式を挙げさせてあげたいと考えて上司に相談するが、ホテル自体がそれでどころではない状況であることを知る。なんとオオサキプラザが外資系ホテルに吸収合併される噂が広がっていたのだ。
その話を聞いた純は逆に気持ちが奮い立ち、愛(風間俊介)に相談する。
純は、大先社長から(舘ひろし)から「ロビーはただの玄関ではなく沢山の人が出会い、色々な人生が交錯する場所」と教えてもらう。そこで2人の結婚式をロビーでやろうと企画する。しかし上司達の反応は冷ややかだった。
そんななか純に追い風が…。創業60周年のイベントの企画として“ロビーウェディング”が行えることになったのだ。しかしホテル側と純との思惑が対峙し、純は企画スタッフから外されそうになる。
純を後押ししてくれたのが富士子(吉田羊)や同僚たちだった。彼らの賛同を得て、純の企画が採用され、スタッフ一丸になって温かな“ロビーウエディング”が開催される。
その様子を見ていた大先はオオサキプラザのあるべき姿を実感し、純に「外資の吸収合併に屈しない」と力強く誓うのだった。
12/03
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正義感が強く、他人が面倒くさがることにも首を突っ込むお節介で熱い女性。
祖父の代からの宮古島のホテル「かりゆし」を「人を笑顔に変える魔法の国」と思い憧れていた。
大学卒業後、実家を手伝いたいと父に申し出るが拒否され大喧嘩に。
「なら、でっかいホテルの社長になって見返してやる!」と大阪のホテルに就職する。
他人と関わらずに生きる男。著名な弁護士・待田勝也の息子。
知力や身体能力に恵まれるが、病弱だった双子の弟の純を自分の身代わりに死なせたと思い込んでいる。
人の顔を見るとその人の本性が見えるようになってしまい、家族をも拒絶してしまう。
家を飛び出し、就職もせず、弟の夢だった沖縄巡りの旅を続けている変わり者。
裏表の無い純に偶然出会い、純のために生きていこうと決意する。
純の兄。狩野家の長男。
福岡の大学を卒業し那覇で就職したが、女性問題を起こしたあげく宮古島に逃げ帰り家業を手伝う。
サザンアイランドの次期社長と言われているが、仕事に身が入らない。
コンピュータには強く、ホテルのウェブサイトや顧客情報の管理をしている。
営業だといいながら度々本土に出かけ、女性と会っているらしい。
純の父。
大阪でサラリーマンをしていたが失敗し、妻の実家が経営する宮古島のホテルに家族で転がり込んだ。
プライドが高く、宮古島の生活や人々に未だ心を開けずにいる。
ホテルの2代目社長だが、経営を悪化させている。
言葉に出さないが、今でも一目惚れした妻にぞっこん。
純の母。両親の反対を押し切り善行と結婚した。
善行が実家のホテルを継いでくれたことに感謝しているため、経営には口を出さないようにしている。
宮古島の海のように美しくおおらかな女性。
愛の妹で、法学部に通う20歳の大学生。
愛が家を出てしまってからは、母に弁護士となる期待を一身に受けている。
しかし正直なところ乗り気ではない。
兄の純が亡くなってから急に他人の匂いが気になり出し、常にマスクをしている。
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