純と愛
[第2週]
老舗のオオサキプラザホテルに就職した純(夏菜)。配属はベルガールに決まった。10/08放送
純が配属されて始めての案内した客は北見(平泉成)という中年の男性だった。しかし部屋へ案内してしばらくすると、北見から「隣室がうるさい」との苦情を受ける。騒いでいるのは隣の部屋だった。
純が隣室を訪ねると、その部屋の客は大騒ぎをしていた。純が静かにしてほしいと頼んでも酔っ払っていて聞き入れてくれない。この男はホテル常連の客で、大手製薬会社の総務部長をしている粕谷(近藤芳正)という人物だった。
仕方なく、北見に部屋の異動をお願いするが、北見は断ってくる。じつは北見の今回の宿泊は1年前に他界した妻の弔いだったのだ。北見夫婦は新婚旅行で、このホテルのこの部屋に泊まったのだと言う…。
北見の話を聞いた純は再度粕谷の部屋を訪ねて騒ぎを止めてくれるように懇願する。純は懸命に訴えるが、粕谷は激怒し「二度とこのホテルを使わない!」と言って出て行ってしまった。
このことがホテル内で問題になり、純は大手企業の顧客を失うという損失責任を問われる。純は今度こそ辞表を提出する決意をするが、社長の大先(舘ひろし)に救われ、クビは回避される。
しかしそれからというもの、同僚からは厄介者を見るような目で見られる。また、この件を逆恨みした粕谷に殴られてしまう。失意の純に水野(城田優)が優しい言葉をかけるが、じつは下心がありキスを迫られ、断ると罵声を浴びせられた。
そんなある日、実家から兄が電話をしてくるが、その電話のあまりにもガッカリするような内容に純は更に落ち込むのだった。
落ち込む純を心から見守ってくれていたのは、愛だけだった…。
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正義感が強く、他人が面倒くさがることにも首を突っ込むお節介で熱い女性。
祖父の代からの宮古島のホテル「かりゆし」を「人を笑顔に変える魔法の国」と思い憧れていた。
大学卒業後、実家を手伝いたいと父に申し出るが拒否され大喧嘩に。
「なら、でっかいホテルの社長になって見返してやる!」と大阪のホテルに就職する。
他人と関わらずに生きる男。著名な弁護士・待田勝也の息子。
知力や身体能力に恵まれるが、病弱だった双子の弟の純を自分の身代わりに死なせたと思い込んでいる。
人の顔を見るとその人の本性が見えるようになってしまい、家族をも拒絶してしまう。
家を飛び出し、就職もせず、弟の夢だった沖縄巡りの旅を続けている変わり者。
裏表の無い純に偶然出会い、純のために生きていこうと決意する。
純の兄。狩野家の長男。
福岡の大学を卒業し那覇で就職したが、女性問題を起こしたあげく宮古島に逃げ帰り家業を手伝う。
サザンアイランドの次期社長と言われているが、仕事に身が入らない。
コンピュータには強く、ホテルのウェブサイトや顧客情報の管理をしている。
営業だといいながら度々本土に出かけ、女性と会っているらしい。
純の父。
大阪でサラリーマンをしていたが失敗し、妻の実家が経営する宮古島のホテルに家族で転がり込んだ。
プライドが高く、宮古島の生活や人々に未だ心を開けずにいる。
ホテルの2代目社長だが、経営を悪化させている。
言葉に出さないが、今でも一目惚れした妻にぞっこん。
純の母。両親の反対を押し切り善行と結婚した。
善行が実家のホテルを継いでくれたことに感謝しているため、経営には口を出さないようにしている。
宮古島の海のように美しくおおらかな女性。
愛の妹で、法学部に通う20歳の大学生。
愛が家を出てしまってからは、母に弁護士となる期待を一身に受けている。
しかし正直なところ乗り気ではない。
兄の純が亡くなってから急に他人の匂いが気になり出し、常にマスクをしている。
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