コードブルー
[第3話]
救命救急センターは相変わらず忙しく、急患で猫の手も借りたいほどだった。藍沢(山下智久)・黒田(柳葉敏郎)・冴島(比嘉愛未)は、ドクターヘリで出動。マンションのベランダから飛び降りた小倉友基(三浦アキフミ)を搬送していた。幸い、意識もしっかりしている…。07/17放送
センター内で、白石(新垣結衣)は「階段から転落した」本山由希子(円城寺あや)の処置をしていた。緋山(戸田恵梨香)は、卵巣のう腫茎捻転を発症した弁護士・若杉(鳥居かほり)の対応に追われている。
藤川(浅利陽介)は、急性虫垂炎の手術を終えた患者・雪村南(高山紗希)の様子を見に病棟へ行っていた。そこで、南から「ストーカー被害に遭っている」と相談を受ける。藤川は、見舞いに訪れたストーカー男・小野寺(やべけんじ)と面会し、二度と面会に来ないよう忠告する。
その夜、部長の田所(児玉清)の提案で、白石と藤川が当直を任せられる。フェロー・ドクターだけ当直を担当するのは初めてのことだ。不安に思う白石。彼女には心配事があった。今日、白石が治療にあたった由希子が、誰もいない室内で、息子に話しかけているのを目撃してしまっていたからだ…。
白石と藤川が当直をしていると、泥酔して転倒したサラリーマン・島田(春海四方)が救急車で運ばれてきた。酷く酔っている様子だったが、ケガは軽傷に見えた。念のため、CT検査を行う白石と藤川。検査後はICUに寝かせること決めた。しかし深夜遅く、泥酔して寝ていた島田の容態が急変する。
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キャスト
藍沢耕作 / 山下智久(やましたともひさ)自らの医療技術に絶対の自信を持つ若きフライトドクター候補生。知識も豊富で、更なる技術を得るためなら努力は惜しまない…。
軽症の患者には全く興味がなく、重症患者を担当したがる。
白石恵 / 新垣結衣(あらがきゆい)
医者になるべく生まれてきたフライト・ドクター候補生。
医療センスは抜群だ。経験を積んで、段々、医師としての自覚が芽生える。藍沢耕作のことは理解できないでいる。
緋山美帆子 / 戸田恵梨香(とだえりか)
大学の救命センターに勤務している。フライトドクター専門研修生(フェロードクター)。自分のフライトが、他の研修生がいることで減るのが、正直、嫌だ。仕事に積極的な女性。
三井環奈 / りょう(りょう)
現役フライトドクター。現在は産婦人科と新生児医療を専門としている。
田所良昭 / 児玉清(こだまきよし)
救命救急部の部長。離島やへき地などでの勤務を経験してきた苦労人。医師の抱える辛さや悩みをよくわかっている人間。
藤川一男 / 浅利陽介(あさりようすけ)
耕作や恵と同様、フライトドクター専門研修生。
明るく、お調子者。技術に劣等感を感じている。
常にプレッシャーをかけられる、救命センターの仕事に向いていないと感じている。
森本忠士 / 勝村政信(かつむらまさのぶ)
現役フライトドクター。整形外科医。黒田や耕作など、医療の仕事が全て、というスタンスを嫌う。プライベートを大切にしていて、「ドクターも家庭人」がポリシー。ところが、以外にも、妻も子供もいない。
技術的に優秀な医師。
梶寿志 / 寺島進(てらじますすむ)
航空会社勤務。超ベテランパイロット。常に冷静。時として、大胆な決断も可能な人間。
西条章 / 杉本哲太(すぎもとてった)
優秀な脳外科医の代表のような人物。救命センターで処置できない脳損傷患者を担当。その技術は折り紙付きで、フライトドクターの黒田と同期ながら、最年少で部長職についている。黒田とはライバル。
冴島はるか / 比嘉愛未(ひがまなみ)
救命救急センターの優秀なフライトナースで最年少だが、医療センスが良く、実践経験が豊富。もともと医者になりたかったようである。「研修生は、みんなお坊ちゃん、お譲ちゃん」だと、見下したところもある。
黒田脩二 / 柳葉敏郎(やなぎばとしろう)
フライトドクター。救命センターのエース的存在。専門は胸腹部外科。「外科医は才能が全て」だと考える仕事人間。研修生たちを厳しく指導する。
栗山美樹 / 川島海荷(かわしまうみか)
若年性糖尿病によって現在入院中の女の子。
病状が進行しており、右腕を切断しなければならない状態にまでなっていた。
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