BOSS
[第22話]
絵里子(天海祐希)は身に覚えのない業務上横領の罪で片桐(玉山鉄二)は覚せい剤保持の罪で逮捕されるが、丹波の努力で釈放される。絵里子たちが釈放されたことを田所は森岡に伝えた。06/30放送
花形(溝端淳平)に田所(長谷川京子)に拳銃で撃たれてしまう。彼女の横に現れたのは…森岡(大森南朋)だった。さらに岩井(ケンドーコバヤシ)の自室には死体が遺棄されるが、その遺体は黒い月の幹部のひとりだった。
木元(戸田恵梨香)の解析で一連の事件の中心人物がわかった。それは森岡だった。
森岡が中心となった“テロ組織”が目指していたのは日本版CIAの誕生計画。政府にとって危険な人物を秘密裏に取り締まる組織を立ち上げようとしたのだった。森岡らが次に狙っていたのは竹岡現総理大臣。総理は“開かれた政治”を目指しており、森岡らの意に反していたからだった。
絵里子と野立(竹野内豊)の前に現れた森岡は、政界・財界・警察など全てが絡んでいて対策室には何もできないから、サミット警護を「やめておけ」と言った。しかし絵里子たちはサミット会場に向かう。テロを阻止するために…。
黒原理香(成海璃子)はハッキングによる情報操作で絵里子たちを援護する。会場で木元が爆弾を発見、解体に成功した。
そこに黒原国家公安委員長(西田敏行)がやってくる。黒原は森岡らが犯人だと知っていた様子だった。実は、黒原もスパイ組織を作ることに賛成していた。しかし森岡たちが殺人もいとわない過激な組織になったことで反対側に回ったのだ。そして2年前の狙撃事件が起きた…。黒原は過ちを繰り返させないために総理を保護・退避させた。
一方、野立は田所のところにいた。野立は花形からのメールに不審感を抱いたのだ。「サッチー、森岡の手下だろ?」野立は言った。
野立が花形の居場所を聞こうとした時、田所は森岡から射撃される。田所は森岡の手下だったが、対策室で絵里子たちと出会い変わったのだった。だから田所は花形を殺せなかった。急所を外して、花形の命を助けようとしたのだ。
田所は花形の居場所を書いた紙を野立に渡すと、そのまま気絶してしまう。野立が急行し、田所も花形も助かった…。
黒原が総理を退避させた事でホッとする絵里子。しかし、彼女の中で何かがひっかかった。
森岡の真の目的は、総理のスピーチの後に予定されていた西郡教授だったのだ。森岡は西郡教授の研究を横取りしようとしていたのだ。絵里子はすぐに教授の警護に向かうが、森岡たちは先手を打っていた。しかしそれを木元が阻止する。
「どんなに正当化しても殺人は立派に犯罪」と絵里子と野立は森岡の逮捕に向かう。かつて名射撃手だった森岡の前に絵里子たちは苦戦するが、2人のチームワークで森岡を取り押さえる。
そのとき森岡は「同期のよしみで教えてやる。本当の敵は意外と身近なところにいるぞ」と、絵里子たちに告げた。それを聞いた次の瞬間、絵里子は倒れてしまった。サミットの会場で混乱の中、細菌兵器を注射されてしまっていたのだ。有効なワクチンは今のところ猿対して有効なものしかない。
病院に入院していた絵里子に黒原理香から連絡が入る。泣きながら報告する理香の話を聞いた絵里子は、病院を抜け出した。
絵里子が向かった先は、黒原のところだった。黒原が“日本版CIAのトップ”だったのだ。
黒原の身柄を確保した後、絵里子はその場で気絶する。絵里子は病院で絵里子はワクチンを打った。
それから月日が流れ――
花形は一命をとりとめ、リハビリに精を出していた。田所の傷もだいぶ治っていた。
そして絵里子はいつものように颯爽と対策室に姿を見せた――。
≪終≫
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第1話
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の室長を務める女性。
大学法学部を卒業後、警察庁に入庁しキャリアの道をひたすら歩んでいた。
その後、順調に35歳で警視長まで出世したものの、突然アメリカへの留学を決意。
左遷とも噂されたが、なぜこのタイミングで海外行きなのか詳細は現在も謎のままである。
5年間FBIでプロファイリングなどさまざまな技術を学んだ後に帰国。
現在は海外で身につけた力を元に犯罪にあたっている。
こんな万能な彼女でも極度のオンチという欠点もあり。
警察庁の中枢に身を置くキャリア官僚で、役職は参事官補佐。
最年少昇進記録を次々に更新しながら出世しているエリート中のエリート。
その頭脳と手腕は上層部からも一目置かれる逸材である。
同期の絵里子のよき理解者である。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の刑事で、絵里子の部下として働いている。
科学捜査班出身という情報収集のスペシャリスト。
学生時代から“恋”よりも“科学”を選んできた変わり者。
最初は夢だった警察庁の科学警察研究所に入庁したものの、
毎回の寝坊が原因で特別犯罪対策室に異動となった。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室所属の刑事で、絵里子の部下。
警ら巡査から引き抜かれてこの部署にやってきた。
子供のころから強い正義感にかわれ警官になったが、
交番勤務のときに見たドラマ『24』を見て刑事を目指し、昇進試験を受けた。
性格は何事もあきらめることが嫌いな熱血刑事タイプ。
ガッツがあり素直なのだが、天然な要素も持ち合わせている。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の刑事で、絵里子の部下。
必要以上に熱くなることがなく、クールでスマートのオトナな刑事。
どの分野にも精通した実力の持ち主で、女性警官からの人気もピカイチ。
しかし、ある事件をきっかけに警察組織を信じられなくなっており、
現在は、定時で帰宅するやる気のない刑事に成り下がってしまった。
科学捜査研究所所属の美人鑑識官。
死体検証のプロ中のプロで、チームにとっては貴重な存在。
美人なのになぜか独身のため、男性からの絶大な人気を集めている。
本人も恋愛に積極的で、複数の男性とデートを重ねるが、恋が成就したことない。
何がいけないのか…。
どうやら本人には思い当たる節があるようで・・・。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室に所属する刑事で、絵里子の部下。
チーム内では「落としの山さん」の異名を取る大ベテラン。
普段は普通のおじさんらしくいつもヘラヘラしているが、本人いわくそれは相手を油断させる為の演技だという。
果たして本当にそんな意味があるか、ないのか。
ある意味謎の多い男である。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室に所属する刑事で、絵里子の部下。
柔道三段、剣道四段と格闘技術に優れる肉体派刑事。
かつて警視庁の暴力団対策課に所属していたこともあって、ケンカっ早い性格が欠点。
今回この対策室への移動もその性格から問題を起こしてのことだとか。
堂々と男の尻を触ったりするので“善治はゲイ”との疑惑もある。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
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