BOSS
[第5話]
小学生を対象にした防犯キャンペーンの寸劇の一件で、すっかりへそを曲げてしまい「暫く休みます」とのメールを残し欠勤していた真実(戸田恵梨香)。しかし、実際には、連続殺人犯に拉致されていた。「特別犯罪対策室」は必死で真実の捜索にあたるが思うような進展が得られないでいた。05/14放送
犯人は「警視庁の刑事です」「警察は彼女を救出できずにいます」などのテロップとともに、椅子に鎖で縛られている真実の姿をネットで公開した。警視庁へは問い合わせが殺到。刑事部長・丹波(光石研)や参事官・屋田(相島一之)に責任を追求。「特別犯罪対策室」を捜査から外すと言い出す。
ちょうどそこへ、犯人から挑戦的な要求が突きつけられる。犯人は交渉相手に「特別犯罪対策室」室長の絵里子(天海祐希)を指名し、3時間以内に5億円を要求してきたのだ。
絵里子は人員の確保を要請。身代金関係については捜査1課に任せ、「特別犯罪対策室」は“犯人の特定”と“真実の監禁場所捜査”に全力をあげることになる。
身代金の受け渡しのため、犯人が指定する場所に捜査一課の刑事・川野(長谷川博己)が現金を持って行くが、結局、犯人は現われなかった。
「やっぱり」絵里子は呟く。
犯人の目的は金銭ではなく人質が殺害される様子をネットで公開、人質救出を失敗する警察の姿を世間に晒して復讐するつもりなのだ。
ネットの画像では、継続的に、椅子に繋がれて座らされている真実の姿が。彼女も恐怖と極度の緊張から精神的に相当弱っている様子が伺える。
絵里子は、5年前の少年リンチ殺人の通報者が、殺害された江川の級友と推理。小・中・高校で被害者と同級生だった人物で通報者と声紋が一致する人物の割り出しにあたった。絵里子の推理は的中。小学校の同級生で高校でも学校が同じだった田島が浮かび上がる。しかし、監禁場所についてはまだ分からない。
「時間が足りな過ぎる!」絵里子は苛立ったように声を上げた。
そんなとき、ネット画像に写る真実に異変が。小刻みに足踏みをしているのに花形(溝端淳平)が気づく。真実はモールス信号で最寄りの交差点名を送っていたのだった。
犯人・田島は毒ガスが噴き出す装置に取り付けられた時限装置のスイッチを入れるのがネット画像から見えた。リミットは1時間。
絵里子は、田島の行動傾向、モールス信号で送られてきた交差点名から真実の監禁場所を特定、「特別犯罪対策室」のメンバーは救出に急いだ。
片桐(玉山鉄次)と善治(ケンドーコバヤシ)たちは真実を無事確保。絵里子たちは田島を屋上に追い詰める。屋上へ続く扉には大きく「5」と書かれていた。田島は自らも命を絶つつもりだったのだ。
そこへ救出された真実が現れる。
「私に行かせてください」真実は田島に近づくと自殺を思いとどまるよう説得する。
「私も貴方と同じだった。でも、私は貴方と違う道を選んだ」真実は田島の手から拳銃を離させると、その腕に手錠を掛けた――。
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第1話
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の室長を務める女性。
大学法学部を卒業後、警察庁に入庁しキャリアの道をひたすら歩んでいた。
その後、順調に35歳で警視長まで出世したものの、突然アメリカへの留学を決意。
左遷とも噂されたが、なぜこのタイミングで海外行きなのか詳細は現在も謎のままである。
5年間FBIでプロファイリングなどさまざまな技術を学んだ後に帰国。
現在は海外で身につけた力を元に犯罪にあたっている。
こんな万能な彼女でも極度のオンチという欠点もあり。
警察庁の中枢に身を置くキャリア官僚で、役職は参事官補佐。
最年少昇進記録を次々に更新しながら出世しているエリート中のエリート。
その頭脳と手腕は上層部からも一目置かれる逸材である。
同期の絵里子のよき理解者である。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の刑事で、絵里子の部下として働いている。
科学捜査班出身という情報収集のスペシャリスト。
学生時代から“恋”よりも“科学”を選んできた変わり者。
最初は夢だった警察庁の科学警察研究所に入庁したものの、
毎回の寝坊が原因で特別犯罪対策室に異動となった。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室所属の刑事で、絵里子の部下。
警ら巡査から引き抜かれてこの部署にやってきた。
子供のころから強い正義感にかわれ警官になったが、
交番勤務のときに見たドラマ『24』を見て刑事を目指し、昇進試験を受けた。
性格は何事もあきらめることが嫌いな熱血刑事タイプ。
ガッツがあり素直なのだが、天然な要素も持ち合わせている。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の刑事で、絵里子の部下。
必要以上に熱くなることがなく、クールでスマートのオトナな刑事。
どの分野にも精通した実力の持ち主で、女性警官からの人気もピカイチ。
しかし、ある事件をきっかけに警察組織を信じられなくなっており、
現在は、定時で帰宅するやる気のない刑事に成り下がってしまった。
科学捜査研究所所属の美人鑑識官。
死体検証のプロ中のプロで、チームにとっては貴重な存在。
美人なのになぜか独身のため、男性からの絶大な人気を集めている。
本人も恋愛に積極的で、複数の男性とデートを重ねるが、恋が成就したことない。
何がいけないのか…。
どうやら本人には思い当たる節があるようで・・・。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室に所属する刑事で、絵里子の部下。
チーム内では「落としの山さん」の異名を取る大ベテラン。
普段は普通のおじさんらしくいつもヘラヘラしているが、本人いわくそれは相手を油断させる為の演技だという。
果たして本当にそんな意味があるか、ないのか。
ある意味謎の多い男である。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室に所属する刑事で、絵里子の部下。
柔道三段、剣道四段と格闘技術に優れる肉体派刑事。
かつて警視庁の暴力団対策課に所属していたこともあって、ケンカっ早い性格が欠点。
今回この対策室への移動もその性格から問題を起こしてのことだとか。
堂々と男の尻を触ったりするので“善治はゲイ”との疑惑もある。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
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