アタシんちの男子
[第6話]
突然、千里(堀北真希)の頬にキスをした長男・風(要潤)は、千里に恋人役をしてくれるように頼む。なんでも、女性関係のトラブルを起こして困っているそうなのだ。風は、恋人役を引き受けてくれればトリックハート城に戻ると言う。05/19放送
『母親十か条』をクリアしなければ、1億円の返済ができない千里は、風の頼みを引き受ける。
ところが風には大勢の恋人がいて、大変なことに。個々に対応が無理だと判断した千里は「謝罪会見場」を用意、風の恋人27人に頭を下げた。
千里が「謝罪会見場」にいる頃、風は千里の部屋を探っていた。風の狙いは、千里の部屋に隠された新造(草刈正雄)の遺産だった。三男・翔(向井理)は風の目論みを見抜く。
五男・智(瀬戸康史)は城内のサウナルームで雑誌を読んでいると、四男・優(山本裕典)がやってくる。優は「千里に告白するつもりなのか」と、智に話しかけるが、智は否定。
智の言葉を聞いて安心した優は、「告白方法を練習しよう」と智に提案。優が千里役をつとめて智が告白。見事、千里役の優に智が抱きついたとき、抱き合う2人の様子を千里が目撃。誤解してしまう。
千里の部屋を捜索していた風と翔は恐怖時計の中から鍵を見つける。鍵には「裏に隠された真実を見よ」という言葉が刻まれていた。ちょうどそこに千里が戻ってくる。自分の彼女達に自ら謝ろうとしない風に対して千里は激怒する。すると風は「(新造の)本当の顔も知らないくせに母親づらするな!」と千里に逆ギレした。
風の言葉を聞いた千里はトリックハート城を飛び出し、馴染みのネットカフェへ。ネットカフェの店員で千里の理解者である国土(つるの剛士)は、千里に「風の目的は新造の遺産」だと話す。
その頃、翔たちは鍵の謎解きにかかっていた。翔は「裏に隠された真実を見よ」の言葉をヒントに、新造が残した発明品に取り付けられていたプレートの裏側に、『愛』『愛』『得る』『得ぬ』『爺』『部位』と刻まれているのに気づく。
千里が飛び出した翌日、優がネットカフェへ千里を迎えに来た。優は「もう少しで変われそうな智のことを見てあげてほしい」と千里に伝える。そして、独り言のように、「あいつには負けたくない」と漏らした。
トリックハート城に戻った千里と優。千里は「どうして遺産を探しているのか」と風に尋ねると、風は「新造の隠された顔を暴くため」と答えた。
新造のことをもっと知りたい千里は、翔と一緒に暗号解読にとりかかる。すると、ある言葉があらわれる。それは「LIVING(リビング)」だった。
千里、風、翔、優たちがリビング内を探していると、そこに猛と智がやってくる。猛と智は響子(高島礼子)がすり替えたカツラを探していた。さらに、「風の婚約者」だと信じきっているチーコ(レイザーラモンHG)もやってきた。チーコはサーベルを取り出すと、「千里さえいなければ風は自分のものだ!」と言い、千里に襲い掛かろうとする。
その時、チーコと千里の間に智が立ちはだかった。智はチーコが持っていたサーベルに布をかぶせると、サーベルを消してしまう。サーベルがなくなってしまったチーコはその場に座り込んだ。
すっかり気落ちしたチーコを優は玄関まで送って行こうとすると…猛はチーコが探していたカツラを付けていることに気づいた。猛は「カツラを返せ!」と叫びながら彼に飛びつく。しかし、チーコは飛びかってきた猛を投げ飛ばす。猛は柱に激突。その衝撃で装飾が落ち、そこから鍵穴が出てきた。
千里たちがその鍵穴に鍵を差し込むと通路が出現する。千里たちが中に入ると、そこにはロボット「みらくるん2号」がいた。
その時、千里の携帯電話が鳴る。父親・徹(鶴見辰吾)からの電話で、「大事な話があるから、今すぐに会いたい」のだというのだ。千里は皆を残して徹に会いに行く…。
トリックハート城には時田(山本耕史)がやってくる。時田が来ると、みらくるん2号は、「キミタチハ ウソツキダ」などと言い出し、胴体が開いた。
胴体内部には6つの巻物があった。巻物には兄弟それぞれの名前が書かれている。猛、翔、優、智、明(岡山智樹)は自分の名前が書かれた巻物を開くが、風は読もうとしない。時田は風の巻物を広げると「長男・大蔵風。実の父親は大蔵新造氏」と読み上げた。
すると、猛たちの表情が変わる…。
一方、「大事な話があるから」と徹に呼び出された千里は、徹が時田に頼まれたことを知り、急いでトリックハート城へ。リビングに行くと、そこでは時田だけがスパゲティを食べていた。
千里が兄弟の行方を聞くと、時田は「全員出て行った」と告げる。
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第1話
千里は20歳にして訳ありのホームレス少女。
幼い頃に母親を病気で亡くし、その後父・徹も失踪。
両親を失った彼女は、高校を卒業するまで親戚をたらい回しにされた過去を持つ。
そんな過去の経験から千里は“口でも力でも負けない勝気な性格”になった。
そんな彼女は高校卒業後に小さな工場に就職。一人暮らしを始め一気に幸せな暮らしが訪れたかと思われた…。
が、そんなある日、千里の元に借金取りが現れた。
実は、徹が一億の借金をしたというのだ。
勝手に連帯保証人にされていた千里。
20歳にして借金1億円!
アタシの人生これからどうなっちゃうのー!!!
しかしこのあと、千里は自分の人生が大きく変わるとびきり最大級の出逢いを迎えるのであった…。
人気ファッション誌専属のカリスマモデルとして女の子から超モテる男。
さぞかし女関係もイケイケなのかと思いきや、
実はこの大蔵優は…
“童貞くん”
だったのだ!!
仕事ではカッコいいのに、普段はシャイで人見知り。
女性が半径1m以内に近づくとパニックになる女恐怖症。
実は、初恋の時に、酷い仕打ちをされたことがトラウマになっているようだ。
そのせいもあって基本的に自分のことに対しては全く自信がない男なのである。
普段はホストとして夜の世界で働いている男。
何かあるたびにお店を転々としているが、ルックスと女を酔わせる話術で常にナンバー1のポジションにいる。
そんな彼は孤児院育ち。
一人で生活しなければならなくなった時、なんとか生計を立てようとこの世界に足を踏み入れた。
性格は明るくノリもいいが、実は超が付くほどの現実主義者で、
お金さえあれば何とかなると、稼ぐためだけに働いているといったところ。
現役の暴走族だが、とにかく喧嘩に弱い男。
自分は弱いと知ってはいながらも、ついつい調子に乗ってしまう性格で過去に何度も痛い目にあっている。
もちろんその被害は大蔵家にも影響を与えており、
家ではトラブルメーカーとして扱われている。
そんな彼でも一応定職にはついており、
昼間にご自慢のバイクでバイク便のアルバイトをしている。
しかし、せっかく稼いだお金も酒とギャンブルに消えていく典型的なダメ男。
不況の波に見事に乗り、年齢もそこそこに無職な男。
しかし本人は無職という響きを嫌い、あくまで自由人として毎日生活している。
この話を聞くといい加減な性格に思われるが、実は人一倍しっかりしている男である。
露天商として絵画の販売をしているが驚くほどセンスのなさにまったく売れない。
ではどうやって生活しているのか!?
モテるので、女性に食べさせてもらっている。
ある意味幸せといえば幸せな人生である。
生活には困らない(女性に食べさせてもらっている)。
首都圏の沿線すべてに女がいるという噂も。
千里と出会ってからは千里をしっかり支える存在へとなっていく。
現在は登校拒否の引きこもり高校生。
小さい頃、天才マジシャン少年ともてはやされて一躍時の人になったものの、
ある事件をきっかけに世間から誹謗中傷を浴び今の状態に至った。
何事も諦めている節もある。口が悪く、攻撃的な態度のときが多い。
家族であっても人と触れ合うのも嫌がり、人と話すときは基本的にパソコンを利用する。
超頭脳派中学生。ネットでの株取引で生計を立てており、ハッキングもお手のもの。
兄貴たちに対しても常に上から目線の生意気少年である。
学校の勉強はレベルが低すぎると言ってあまり行きたがらない。
しかし実際はクラスメイトにいじめられているからという噂も…。
玩具メーカー『ミラクル』で新造の秘書として働いている男。
秘書を務めるだけあってかなりの有能な部下である。
新造の死後は千里の世話係として大蔵家に関わることに…。
彼の穏やかな性格、優しい笑顔につい女の子は気を許してしまうが、なかなか一筋縄ではいかないタイプの男でもある。
新造の顧問弁護士を務めている女性だがその正体には謎が多い。
弁護士らしく冷静沈着で常に無表情だが、ルックスは美人で色気もあり“大人の女性”という表現がふさわしい。
しかし、響子のコンプレックスは恋愛。
超ガリ勉だった幼い頃に全く恋愛経験をしなかったことが原因である。
大蔵家の遺産の隠し場所を知る唯一の人物としてドラマの展開を大きく左右する女性となる。
千里が通うネットカフェで働いているヲタ店員。
典型的なヲタで、千里を勝手に二次元アイドル化して惚れ込んでいるちょっと気持ち悪い男。
しかしそんな彼もヲタ界ではカリスマ的存在。
各ジャンルのあらゆるヲタから絶大な信頼を得ている。
基本的に千里言ったことには何でも従う男なゆえ、千里は情報屋として国土くんと関わりを持つことに…。
彼のいい性格といえば、何だかんだ困っている人がいれば、助けてしまうお人よしなところである。
千里の通うネットカフェで働く新入りの店員さん。
国土からはいつも子分扱いされている。
一見ドライな性格にも見えるが、何事もツボに入るととことんハマってしまうタイプ。
千里にひと目惚れし、あらゆる場面でアプローチをかけるが、ちっとも相手にされていない。
が、それでも彼は全くあきらめなかった。
玩具会社『ミラクル』を経営する会社社長。
幼少の頃から発明が好きだった新造は、
江戸時代から代々受け継がれてきた『からくり屋』を『ミラクル』に変更。
今ではゲームソフトの開発に乗り出している。
そんな仕事一筋の新造は仕事に打ち込むあまり、恋人を探し忘れるというちょっと変わり者。
子供がいなかった新造は、風を養子にとり、厳しく教育した。
だが、新造と性格が合わなかった風には後継者になる意志が生まれなかった。
そこで新造は跡継ぎ候補として、新たに5人の養子をとるが、
彼らも新造の変人ぶりに愛想を尽かしていくのであった・・・。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011