闇金ウシジマくん
映画「闇金ウシジマくん」、話題性の割に客入りイマイチ…大島優子のせい?
(2012/09/03)

今月25日、山田孝之(やまだたかゆき=28)主演映画『闇金ウシジマくん』が公開となった。

同作は真鍋昌平が『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で不定期連載中の人気漫画が原作。
超暴利闇金融『カウカウファイナンス』を営む丑嶋馨の日常と彼を取り巻く人間模様をシビアに描き、今年7月現在、コミックスは600万部以上を売り上げている。

山田は2010年に放送されたドラマ版に引き続いて主演を務め、AKB48・大島優子(おおしまゆうこ=23)、林遣都(はやしけんと=21)ら注目のキャストが脇を固める。
特に今大人気のアイドル・大島が初めての"汚れ役"を演じることが話題を集め、制作側もヒットを狙って半年間積極的にプロモーションを行ってきた。
しかし、このままでは厳しい結末になりそうだという。
『リアルライブ』が報じている。

「封切り2日間の興収は7500万円。全国140スクリーンでの公開だし、今回は高額な宣伝費がかかっている。最低でも7億〜8億円は欲しいところですが、このままだと恐らく4億円止まり。興行的にかなり厳しいといえます」(興行関係者:リアルライブ)

同日公開の映画では佐藤健(さとうたける=23)主演の『るろうに剣心』、高倉健(たかくらけん=81)主演の『あなたへ』が興行成績ランキングで1位、2位を獲得。
『闇金〜』はかろうじて10位にランクインしたが、来週には圏外となってしまう可能性が高い。

話題性やキャストでは上記2作品に負けていないにもかかわらず、なぜここまで差が開いてしまったのか。
その原因のひとつにヒロイン・大島の多忙なスケジュールが挙げられると、芸能ライターは指摘する。

「劇中で大島は出会い系喫茶に出入りするギャルを演じています。女優志向の強い彼女は今回の難しい役柄を気に入っていて、映画を成功させるためにできる限り宣伝に協力する意向でした。ところが、公開前後のタイミングにちょうどAKB48の東京ドーム公演が重なり、お付き合い程度の稼働になってしまった。結局、TVスポットなどは宣伝費をかけたのに、効果が出なかったのです」(芸能ライター:同)

AKB48は今月24日から26日までの3日間、悲願の東京ドーム公演を行った。
同公演はグループの元エースであり大島のライバルだった前田敦子(まえだあつこ=21)の卒業公演も兼ねていただけに、当然大島の気合いも十分。
結果、映画の宣伝には思うように顔を出せなかったというわけだ。

もっとも、きちんと宣伝をすれば成果が出たかといえばそうとも限らない。

大島は今年7月に公開されたディズニー・ピクサー映画『メリダとおそろしの森』でも主人公・メリダの声を担当。
同作の初週興収は1億4780万円で、2006年にピクサーが『カーズ』で記録したワースト初週興収3億8123万円を大きく下回る結果となってしまった。

今回の『闇金〜』も大コケとなれば、女優志望の大島にとっては非常にピンチなのでは。



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