モンガに散る
17歳にして極道の世界に足を踏み入れた。
(2010/12/03)

1986年。台北の中心街・モンガは、商業の中心地として繁栄する裏側で、多くの極道組織が縄張り争いを繰り広げる、抗争の絶えない街であった。この街に、高校2年生の“モスキート”は、小さな美容室を開店した母親とともに越してくる。2年の間に3度も転校した彼は、子供の頃から友達ができず、いつもいじめられていた。そして新しい学校でも、転校初日からクラスを仕切る不良の“ドッグ”に絡まれ、彼の仲間たちに追いかけまわされる破目になる。その姿を偶然目にしたのが、モンガの街で一番の権力を握る極道、廟(ヨウ)口(カウ)組のボスの一人息子で、幼い頃から校内勢力を仕切っている“ドラゴン”と彼が率いるグループだった。多勢を相手にたった一人で立ち向かうモスキートに興味を持ったドラゴンは、有無を言わせず彼を仲間に引き入れ、翌日ドッグとその仲間をこてんぱんに殴らせる。こうして初めて人を殴ったモスキートは、17歳にして極道の世界に足を踏み入れた。



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