火垂るの墓
蛍火のようにはかない2人の幼い兄妹の悲しい物語……
(2009/08/05)
1945年、神戸を急に襲った大空襲により母が入院。14歳の清太と4歳の節子兄妹は叔母のもとを訪ねる。しかし母が亡くなると2人の存在をけむたく感じる叔母。兄妹は家を出て行かざるを得なくなってしまう。2人はわずかな荷物をリアカーに積み込み、2人だけの防空壕生活を始めた。空襲により一変してしまった生活だが、仲良し兄妹の生活は楽しかった。しかしそんな生活もつかの間。節子が栄養失調のため、日に日に体を弱らせていってしまう。清太は野菜を盗みスープを飲ませるが効果はあらわれない。だんだんと食糧を口にするのも難しくなってきた節子の将来はもはや死があるのみだった。そして清太も…。
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