｢デス・レース｣ストーリー

自由をかけた死のレース！！

(2008/11/07)

舞台は2012年。アメリカの経済は破綻し、失業率は過去最高。そのために犯罪者が増加し、刑務所は満員の状態にあった。そのため民間企業が営利目的で刑務所を運営するようになる。
孤島の刑務所「ターミナル・アイランド」。ここでは「デス・レース」というレースを開催。マシンガンを搭載した改造レースカーで刑務所内を三日間かけて走るという狂気のスポーツは高い視聴率を誇るテレビ番組だった。凶悪な囚人ドライバーたちは5勝すれば自由が与えられるという条件でこの命がけのレースに参加する。もちろん敗者を待っているのは死。
元レーサーのエイムズ（ジェイソン・ステイサム）は妻殺しの罪でターミナル・アイランドに収監される。彼は妻を殺してなどいなかった。キッチンで倒れている妻を発見し、駆け寄ったところ何者かに襲われる。気がついたとき手には血まみれのナイフを握らされていた。
ターミナル・アイランドの刑務所長ヘネシー（ジョアン・アレン）はエイムズにある交渉を持ちかける。それはデス・レースのスターレーサーであるフランケンシュタインのふりをしてマスクをかぶってレースに出場するというもの。フランケンシュタイン本人は5勝目をかけたレースの最中に負った大怪我によって死んでしまったのだ。このレースに勝てばエイムズは自由の身になるという条件だった。娘に会えなくなることを考えたエイムズはこの交渉を引き受けるのだった。
仲間の助けを借りて順調に二日目までをクリアするエイムズ。しかしナビゲーターのケース（ナタリー・マルティネ）から衝撃の事実を告白される。それはフランケンシュタインの死の原因はヘネシーが彼を優勝させないためにマシンに細工させたのだという。実はエイムズの濡れ衣にもヘネシーの陰謀があったのだ。
果たして彼は死のレースに勝利し、娘に会いに行くことができるのか？